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和に焦点 食文化館一新 小浜
◇すし、雑煮の全国地図/鯖街道すごろく
- 新設された鯖街道のすごろくコーナー(小浜市の御食国若狭おばま食文化館で)
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小浜市川崎の「御食国(みけつくに)若狭おばま食文化館」は、すしをはじめ和食に焦点を当てた食品サンプルなどの展示を充実させるなど大幅に刷新した。北陸新幹線が金沢まで開業する14日に改装オープンする。(布江田嘉一)
同館は市が掲げる「食のまちづくり」の拠点として2003年9月に開館。10年以上が経過したことや、和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたことなどから、市が2月から1階約1400平方メートルを改修した。事業費は約8100万円。
奈良時代の木簡に若狭国から朝廷に献上したとの記述が残る、「すし」のブースは、発酵させたなれずしから、握りずしまで全国のサンプル19点を新たに展示。日本酒、カツオ節などの発酵食品・調味料のにおいを当てるコーナーも設けた。
全国各地の雑煮を集めたコーナーもサンプルを壁面に並べ直し、日本地図で分布を紹介。江戸時代に医学書「解体新書」を著した小浜藩医杉田玄白にちなんで「食と健康」をテーマに薬箱に入った生薬の紹介コーナーも新たに設けた。
子どもが楽しめるよう、中央のイベントスペースの床に小浜から京都までの「鯖街道」をイメージしたすごろく地図も張った。
来館者数は08年度の約32万人をピークに減少傾向で13年度は約17万人。舞鶴若狭自動車道が全線開通した14年度は約20万人で、15年度は25万人を見込む。北野絹子館長は「国内外からの家族連れが楽しめるように工夫した」とPRする。
14日は東京、京都、小浜の雑煮の食べ比べ(午前11時30分、無料)などの記念イベントがある。問い合わせは同館(0770・53・1000)。
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