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知事4選西川さん「突破力で臨む」
◇原発との共生 明確に
- 当選から一夜明けての記者会見で4期目の抱負を述べる西川さん(県庁で)
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知事選の投開票から一夜明けた13日、大差で4選を果たした西川一誠さん(70)は県庁で記者会見を開き、「自治体同士の競争の時代。スピードと突破力を持って臨む」と抱負を述べた。知事選で論戦が低調だった原子力利用の是非については「現状では、原子力ゼロは日本では成り立たない。安全を管理して活用することが大事」と述べ、原発と共生する姿勢を明確にした。(原典子)
◇発信力
西川さんの公務復帰は、選抜高校野球大会で優勝した敦賀気比ナインへの県栄誉賞贈呈式(7日)を除き約3週間ぶり。午前7時前に起床し、布団を干してから登庁したという。午前10時に管理職約300人を集めて当選を報告し、「皆さんの日頃の仕事の成果を県民に訴え、無事当選できました」と感謝の言葉を述べた。
その後、県内各地に出向いて直接、県民と対話した17日間の選挙を振り返り、「人口減、地方創生、東京一極集中などの課題に取り組む。この問題で日本のモデルとなれるよう先進的に取り組んでいただきたい」と協力を呼びかけた。
また、高速道路などの高速交通体系の整備が進んだことから、観光地や産品のPRを強化するとし、「県民の先頭に立ち、福井の素晴らしい宝とブランドを国内外にしっかり売り込む決意だ」と話した。
◇原子力
続いての記者会見では、対立候補が前面に打ち出していた脱原発に言及し、「(原発には)リスクは色々あるけれど、いかに克服して、研究・活用するかという姿勢を基本に問題を解決しないと、日本のエネルギーの将来はない」と反論。
その上で、再稼働に対する県の同意が注目される関西電力高浜原発3、4号機について、「県として判断せざるを得ないわけで、私自身も判断せざるを得ない立場。責任を持ってやるが、今は、判断の条件が十分整っていない」と説明。
夏頃とされる国による電源構成に占める原子力発電の比率の決定と、県の同意手続きが「だいたい並行して進む」と述べ、その際に、国民に原子力の重要性を政府が説明するよう改めて求めた。
◇新幹線
経済界を中心に期待の声が高まり、与党が検討中の福井先行開業にも言及。西川さんは、北陸新幹線金沢―敦賀間の開業を当初予定の2025年度から、3年前倒しするよう県が要請を行い、実現したのは異例との認識を示した。
そのうえで金沢―福井間の20年度の先行開業について、「ぜひ、地元の国会議員に頑張っていただいて、できるだけ早くなるように期待したい。我々も一緒に後押しする」と述べた。
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