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自社製品寄贈などでツエーゲン応援
サッカーJ2に昇格したツエーゲン金沢を応援するため、「物心両面」で支援の輪が広がっている。用具運搬用のトラック、選手が遠征時に着用するスーツなど各企業の特色を出した寄贈が相次ぐとともに、ホームゲームの観客数も増加傾向にある。
22日には「石川日産自動車販売」(金沢市)が、クラブの下部組織の選手の移動に使ってもらおうと、2台目のマイクロバスを寄贈した。同社の高桑健一常務(51)は「次世代の育成を支援し、地元のクラブに貢献していきたい」と語った。
県内外の自動車関係企業など有志17社は、ボールやスパイクなど用具の運搬に使うトラックを贈った。スポーツ用品販売の「ミューラージャパン」(横浜市)は選手が使えるテーピングなどを無償で提供し、オーダースーツ専門店の「マルヨネ」(金沢市)は、選手とスタッフ全員分のスーツを支給する。
これまでも、低価格での弁当提供やフィットネスクラブの無料利用など、複数の地元企業から支援を受けていたが、J2昇格とともに幅が広がった。MFの清原翔平主将は「昇格後、企業の期待が高まっている。スポーツ用品など直接選手に届く支援が多く、ありがたい」と言う。
「現金」での支援は難しくとも、自社製品などの支給でクラブを後押ししてくれる各企業に対し、西川圭史ゼネラルマネジャー(38)は「J2に昇格したとはいえ、資金的に厳しい。それぞれのスポンサーの強みを生かした支えは本当にありがたい」と感謝を込める。
ホームゲームの観客も増えている。今季の平均入場数は5378人(2試合)で、昨季J3で戦った時の3440人(18試合)を上回っている。クラブ発足当時から応援を続ける金沢市森山、会社員井上俊一さん(55)は「ホーム戦は観客が増えてスタジアムが盛り上がっている。サポーターとしては試合観戦することが一番の応援で、金銭的支援にもつながる」と話した。