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ドカ食いの原因“砂糖中毒”とは?
楽しいイベントがめじろ押しの夏本番を目前に控えて、「ダイエットしなくちゃ!」と意気込んでいる女性は多いのでは?「今年こそは水着を堂々と着こなしたい!」と決意しているものの、万年ダイエッターの筆者。いつもダイエットを失敗してしまうんです。そして、その理由もわかっています。
それはズバリ!「ドカ食い」
一気に減量の結果を出したいあまりに、無理な食事制限をしてふらふらに。すると、ちょっとしたはずみでバババーッと、甘いものをドカ食いしてしまうんです。そのときの快感ったら、もう!
しかしその後は胃痛と自己嫌悪に陥る、お決まりのパターン。せっかく少し減量できたのに、また振り出しに戻っちゃった……という、負のスパイラルにはまっているのです。
それにつけても、甘いものをドカ食いしているときに感じる快感は一体なに?
……と調べていたところ、それはどうやら“砂糖中毒”になりつつあるからと判明したのです!
砂糖中毒ってなに?
甘いスイーツだけに限らず、ジュースやパンなどの炭水化物、ケチャップなどの調味料やウインナー、ハム、ベーコンなどの加工食品の中にも砂糖は含まれています。
砂糖を食べると、脳からドーパミンやセロトニンなどの脳内物質が分泌されます。これらは、私たちに快感や癒やしを与えてくれるもので、麻薬と似たような性質を持っているのです。もちろん、脳内物質自体は決して危険なものではありません。でも、あなたの脳が無意識のうちに「脳内物質を出したいから、砂糖を取らなきゃ」と認識してしまったら……?
私たち現代人が食べる物は、砂糖がたっぷり含まれているものばかり。そのため、知らず知らずのうちに脳が砂糖による快感を求めるようになり、結果砂糖中毒になってしまうというのです。
脳の唯一の栄養というのは間違いだった?
栄養素について詳しい人の中には、
「脳のエネルギー源となるぶどう糖は、砂糖からしか摂取できないんでしょ?」
「砂糖を減らすと、勉強や仕事に支障が出るのでは?」
と、思う人もいるかもしれませんね。でもそれは大きな間違い!
砂糖を摂取すると、体内では急激に血糖値が上がり、そしてまた急激に下がります。実は血糖値が急激に下がると、眠くなったり集中力がなくなったりするのだそう。昼食をおなかいっぱい食べると、午後になって眠くなるのは、そのせいというわけです。
イライラしやすくなる?
イライラしたときにチョコレートを食べると、ホッとするという人はいませんか? これは逆に考えると、砂糖中毒の禁断症状が出ているからかもしれません! 空腹中に甘いものを食べると血糖値が激しく上下します。…