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4月4日は皆既月食!夜9時、日本全国で特別な満月を観測しよう【恋占ニュース】
暦文化研究家・景山えりかが、月の満ち欠けをもとにした「旧暦」の取り入れ方をご紹介します。あなたも月の満ち欠けとともに一緒に暦をたしなんでみませんか?
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◆4月4日は皆既月食! 特別な満月の姿に注目を
桜前線が少しずつ北上し、お花見を楽しめる地域も増えてきました。夜桜デートのときには、空を見上げて星を楽しむのもステキ。今週の土曜(4月4日)は満月です。月明かりに照らされた桜も、夜空に輝く月も、さぞ美しいことでしょう。
さらに! この満月は、いつもの満月とは違います。なんと皆既月食が起こるのです! しかも、日本全国で月の欠け始めから欠け終わりまでを見ることができる好条件。雲や高い建物によって月が隠されたり、雨が降ったりしなければ、誰でも肉眼で見ることができます。
それではここで、月食についてちょっとおさらい。
月食とは、月が地球の影に入り込み、満月なのに暗くなったり、欠けているように見えたりする現象のこと。太陽・地球・月の順番で一直線に並ぶとき、つまり満月のときに起こります。ですが、満月のたびに月食になるわけではありません。天球上を移動する太陽と月の通り道が、ぴったりと同じではないからです。だからといって、月食は決して珍しい現象ではなく、ほぼ毎年、地球のどこかで見られます(もちろん、月食が1回も起こらない年もあります)。
皆既月食のとき、月はいつもとは違う、あやしいほどに美しい姿を私たちに見せてくれます。その色は、一般的には赤銅色と表現されますが、当日の大気の状態にも影響を受けますし、実際に見てみないことにはわかりません。ダークなオレンジっぽい色か、暗い赤色か……ぜひ自分の目で確かめたいところです。
◆月は人と人をつなぐ。未来の出会いに期待をふくらませて
4月4日(土)の月食タイムスケジュールは次の通りです。
・部分食の始まり/19時15分
・皆既食の始まり/20時54分
・食の最大/21時00分
・皆既食の終わり/21時06分
・部分食の終わり/22時45分
皆既の状態が続くのは、20時54分から21時06分までの12分間という短さ。うっかりしていると見逃してしまいそう。けれど、今回を見逃すわけにはいきません! というのも、次回、日本で皆既月食が見られるのは2018年1月になってしまうから。今のうちにカレンダーや手帳などにメモして、忘れないようにしておきましょう。
月食は、月が見える場所であればどこでも同じ時刻に起こります。つまり、自分が見ている現象を、日本全国のどこかで、同じ瞬間に、誰かが一緒に見ているということ。そう考えると、とてつもない一体感に包まれます。まだ出会っていないけれど、きっとこれから出会う誰かも、その月を見上げているかもしれません。そんなふうに期待と想像をふくらませることも、皆既月食の醍醐味です。
◆月好き必見!2015年の「月イベント」
さて、皆既月食が終わっても、月好きとしては気が抜けません!
■ブルームーン(7月31日)
7月は、2日と31日が満月です。ひと月のうちに満月が2度ある場合、2度目の満月のことを「ブルームーン」といいます。月が青くなるわけではありませんが、「ひと月に2度」というところがレア!
■中秋の名月(9月27日)
9月27日は旧暦8月15日にあたり、この日の夜に見える月を「中秋の名月」といいます。昔から、1年のうちでもっとも美しい月とされ、お月見をするのが習わし。翌日の午前中にスーパームーンとなるため、今年の名月はスーパー級です!
■スーパームーン(9月28日)
地球にもっとも近づいた状態で満月になり、月の見かけの大きさが今年最大に! 月が地球に一番近づくのは午前10時46分、スーパームーン(満月)になる瞬間は午前11時50分です。
このように、「月イベント」が目白押し。空を見上げる楽しみが、まだまだ続きそうですね。
景山えりか(かげやまえりか)
暦文化研究家、星のティーセラピー(R)レッスン倶楽部主宰
旧暦や月の文化に造詣が深く、星や月と親しむ生活を自ら実践。その経験から、自然のリズムに合わせてお茶を楽しむことで、養生やストレスマネジメントにつなげる「星のティーセラピー(R)」を考案。執筆活動やワークショップを通じて、星空とお茶を楽しむ暮らしを提案している。
著書:『自然とつながる暮らしかた 空の向こうは私のうちがわ』(講談社)。