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【保護者の就活】社会人訪問のツテはどう作ったらよいの?
就活生を持つ保護者の質問に、キャリアコンサルタントで就活情報サイト「MyCareerCenter web」を運営する高嶌悠人氏が答える連載「保護者の就活」。第26弾では、社会人訪問について聞いた。
◆社会人訪問のツテってどう作ったらよいの?
就職活動生の中で使われる、「OBOG訪問」のことですね。主に、学生の在籍大学を卒業した先輩、具体的には、所属しているサークルや学生団体、ゼミなどの先輩(OBOG)を訪問し、その方たちが勤務している会社や業界のことなどについて話しを伺うため、「OBOG訪問」と呼ばれています。
実際、就職活動生からの悩み相談として多いものの一つとして挙げられるのが、このOBOG訪問です。具体的には「~業界で仕事をしている人の話を聞きたいのだが、自分が在籍しているサークルの先輩にはいないのですが、どうしたらよいのでしょうか?」といった形で聞かれることが多いです。
OBOG訪問のツテを探す方法として挙げられるのは以下のような方法でしょう。
・(上記しましたが)所属するサークルや学生団体、ゼミなどの先輩にお願いする
・大学の就職課やキャリアセンターに相談しに行き、学生からの連絡をOKとしている卒業生に手紙なり、メールなどを送る
・企業の説明会に参加し話しを聞く、あるいは、質問する
・違う大学の友人経由で、社会人の方を紹介してもらう
が一般的な方法でしょう。ただ、多くの学生は上記のアプローチをしてもOBOGが見つからなかった時に悩んで相談に来ていることが多いので、それ以外の方法を紹介します。
・企業の人事部に連絡を入れ、社員を紹介してもらう
・フェイスブックなどのSNSでメッセージを投げ、相談に乗ってもらう
ハードルは高いように思うかと思いますが、実際、意識の高い学生は、上記のような方法でOBOG訪問をしています。もしそれが難しいようであれば、親御さま自身の経験を話してあげたり、まわりにいる社会人の方を紹介してあげるとよいでしょう。
就職活動中の学生をみていると、OBOG訪問など社会人と接点を持つことで道が開ける人が多いです。具体的な就職活動の方法を知れることもあると思いますが、社会人としてどうなりたいか=ロールモデルが見つかるのが大きいのでしょう。もし周りにいれば、紹介してあげてほしいと思います。
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リセマム連載「保護者の就活」は、就活生や就活を控える学生の保護者からの質問に対し、キャリアコンサルタントであり就活塾「MyCareerCenter」代表でもある高嶌悠人氏がアドバイスや適切な回答を行うシリーズ。
学生や保護者からの就活に関する質問は、「MyCareerCenter」お問い合わせフォームで随時送信が可能になっている。