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収支全てオープンが政治とカネの解決策 小沢氏
生活の党の小沢一郎代表は10日の記者会見で、政治とカネの問題について「解決のためには領収書もつけて1円からお金の収支をすべてオープンにすることだ」と語った。
小沢代表は「インターネットなんかすごく普及しているのだから、誰でも見られるようにできるでしょ。そうすることで、余計な規制はしない方がいい」と語った。
小沢代表は「法律の規制を強化すれば役人の監視を増やすだけ」とし「規制強化には賛成しかねる。それより、収支を全部オープンにする方が解決になる」と痛快に語った。
また自民党が憲法改正への機運を高めることを運動方針に掲げるなど、環境づくりを進めていることについての受け止めを記者団に聞かれ「憲法は国民の生活を守るための最高の法規なので、時代の状況が変われば、それにそぐわないところは変えていくということについては誰も異論はないと思う」としながらも「自民党の改憲案は9条(戦争の放棄)の問題だったり、公共の秩序の問題だったり、基本的人権を守る項目を廃止するような、中身はとてもじゃないが、まじめに憲法改正を唱えているとは思っていない」とし「自民党のいう憲法改正には賛成できない」と明言した。
また、「憲法9条の改正を一番やりたいのに、やりたいことをなぜ一番後回しにして隠すのか。堂々と言えばいい。姑息で卑劣なやり方をマスコミのみなさんももう少し攻撃しなきゃ」と問題視。
山本太郎代表も「小沢代表が言われた通りだと思う」と冒頭に語り、「自民党の憲法改正草案は権力を縛るはずの憲法が国に生きる人々を縛るような憲法にされてしまう可能性が高い」と重大な問題をはらむ草案とした。(編集担当:森高龍二)