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内閣・政党支持率低下は政治とカネの問題が影響
自民党の谷垣禎一幹事長は10日の記者会見で「役員会では予算審議は今週衆議院で大詰めを迎える。しっかり参議院に送れるように頑張ろう。参議院においても引き続きよろしくお願いするということを申し上げました」と今週中の衆議院通過を図り、年度内成立へ参議院の対応についても協力を求めた旨を語った。
また、内閣・政党支持率が下がっていることについては、政治とカネの問題が影響しているとの認識を示した。また役員会で「高村正彦副総裁から内閣・政党支持率が若干下がっているが、反省すべきは反省し、明らかに間違っているようなことを言われている場合はきちんと反論していくことが大事という趣旨のお話があった」と語った。
また、谷垣幹事長は川崎市で中学1年の男子生徒が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された少年3人のうちの主犯格の少年の実名と顔写真が週刊新潮に掲載されたことについて、少年法を踏まえ「憤りの感情が、犯罪が起こると必ずありますから、けしからんという気持ちが起こることも分からないわけではないが、少年法(の趣旨)を尊重すべきだと思いますので、ああいう報道はいかがなものかと思っている」とし「私が法務大臣をしていたときも同じような問題が起きたことがあり、法務大臣として抗議の意思を表明した。現在でも基本的にそれは変わっていない」とし、法の目的とするところからすれば、実名報道には問題があるとの考えを語った。(編集担当:森高龍二)
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上原健二
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