Ｈ２Ａロケット打ち上げ、情報収集衛星搭載

　

　
　　日本の主力ロケットＨ２Ａの２８号機が鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられました。
　　ロケットには、事実上の偵察衛星にあたる政府の情報収集衛星「光学５号機」が搭載されています。衛星の分離時間は明らかにされていませんが、所定の軌道に投入されれば、打ち上げは成功です。成功すれば、日本の主力ロケットＨ２Ａロケットは２２回連続の成功、成功率は９６．４％となります。また、今年度は、今回を含めて５機のＨ２Ａロケットが打ち上げられ、単年度として過去最多の打ち上げ数となります。
　
　　今回のロケットには、高性能カメラで地上を撮影する情報収集衛星の「光学５号機」が搭載されています。政府が運用する事実上の偵察衛星で、合わせて４機の衛星で地球上の全ての地点を１日１回以上撮影できます。今回打ち上げられたのは、現在運用されている「光学衛星」の後継機です。（26日10:23）