「合憲」４件に＝昨年衆院選、１票の格差―大阪高裁

　

　

　　「１票の格差」が最大２．１３倍だった昨年１２月衆院選の区割りは違憲として、弁護士グループが小選挙区の選挙無効を求めた訴訟で、奈良４区についての判決が２６日、大阪高裁であった。田中敦裁判長は選挙を合憲と判断し、請求を棄却した。

　　計１７件起こされた一連の訴訟のうち、これまでに同高裁の別の裁判部を含め１１件の判決が出ており、違憲１、違憲状態７、合憲３件と判断が分かれていた。２６日午後には福岡高裁那覇支部でも判決がある。