仕事で役立つ人気ビジネスアプリおすすめ!
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「何のため」「誰のため」に片付けるのか
社内で片付けを推進しようとすると、賛成派と反対派に分かれることがあります。特にオフィスに居る時間が少ない社員からは、「正直、片付けのメリットを感じない」と言われてしまうことも……。
しかし、わたしは「片付ければ会社の売上だって上がる」と考えています。
例えば、営業担当者がデスク周りや社用車の中を片付けて探し物をする時間が減れば、仕事の効率が上がって時間の余裕が生まれます。
その分、お客さまと今まで以上に会話をし、信頼関係を築くことで、新たな契約につながることもあるはずです。片付けのメリットを意識してもらう意味で、社員1人ひとりに「何のための片付けか?」という質問に答えてもらいましょう。すると、社員の意識レベルの違いで、大きく次の3段階に分かれます。
・第1段階:「スッキリとした気分で仕事ができるため」という「快適さ」のレベル
・第2段階:「仕事の効率が上がるため」という「効率やコスト」を考慮したレベル
・第3段階:「仕事の質が高まるため」という「クオリティ」のレベル
これらの各段階は、「誰のための片付けか?」という視点からみると、次のように解釈することができるでしょう。
・第1段階:「自分」のための片付け(例/朝から気分よく仕事を始めたい)
・第2段階:「会社」のための片付け(例/散らかっていると効率が悪い)
・第3段階:「相手」のための片付け(例/お客さまに提供するサービスをよりよくして顧客満足につなげる)
「片付け」だけに焦点を当てると一過性の行事になります。常にその先の目的や意義を意識することが必要不可欠です。
[企業実務]
(本記事は、企業実務のコンテンツ「仕事効率アップのカギは片付けにあり」から一部抜粋・編集して掲載しています)