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アギーレ氏後任にハリルホジッチ氏浮上!ブラジルW杯16強の名将 (1/4ページ) - サッカー - SANSPO.COM(サンスポ)
サッカー日本代表次期監督の有力候補に、前アルジェリア代表監督のバヒド・ハリルホジッチ氏(62)が浮上していることが9日、分かった。日本協会の霜田正浩技術委員長(47)は8日に渡欧。今後は八百長関与疑惑で解任したハビエル・アギーレ前監督(56)の後任候補と交渉を行う。監督人事が大詰めを迎える中、元ACミラン(イタリア)監督のレオナルド氏(45)とともに、候補リストの上位に挙がっているもようだ。
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東欧の名将が次期監督候補に浮上した。アギーレ前監督の解任で日本協会の霜田委員長が後任候補を5人程度に絞る中、ハリルホジッチ氏の調査を進めていることが判明。複数の関係者が「日本の監督として適性のある指導者」と強調した。
2007年に脳梗塞のため日本代表監督を退任したイビチャ・オシム氏(73)の系譜を継ぐ指揮官だ。旧ユーゴスラビア代表として活躍。指導者としてもフランス最優秀監督に輝くなどクラブ、代表で一流の実績を持つ。
特にアルジェリアを率いた昨夏のブラジルW杯では、下馬評を覆し旋風を巻き起こした。伝統的なパスワークに激しい守備と速攻を加えたスタイル、5バックと4バックを併用する戦術で、ベルギー、ロシア、韓国と同組だった1次リーグを突破。決勝トーナメント1回戦では延長の末に1-2で敗れたが、優勝したドイツを苦しめた。同郷の先輩であるオシム氏とも親交が深く、世界的な評価は高い。
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日本協会は監督選定のガイドラインとして、選手や指導者としてのW杯や欧州チャンピオンズリーグ出場経験を挙げており、原博実専務理事(56)が「こういう状況に対応するためには高いレベルでの経験が豊富な人がいい」とする条件に合う。アルジェリア代表を率いた際の年俸は約1億円で、2億円強を想定する条件面もクリア。昨年11月にトラブゾンスポル(トルコ)の監督を辞任しており、契約上の問題もない。
サウジアラビアのクラブでの指導歴もあり、W杯アジア予選での中東対策にも生きてくる。62歳という年齢が懸念されているもようだが、7カ国での指揮経験、フランス語が堪能なことなど理想的な人物なのは確かだ。
霜田委員長は8日に渡欧。監督就任の意思があるか、金銭的な条件面なども含め、複数の候補者と交渉を行う見込みだ。候補リストにある元ACミラン監督のレオナルド氏らとともに、ハリルホジッチ氏に対する最終的なオファーの可能性を探ることになる。
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★後任探しの現状は
前イタリア代表監督のプランデリ氏、前ギリシャ代表監督のラニエリ氏が日本協会の打診を断ったことが判明。元イングランド代表監督のホドル氏らも辞退が報じられた。日本協会は欧州で実績のある指導者の招聘(しょうへい)を目指し、元ACミラン監督のレオナルド氏やハリルホジッチ氏のほか、元オランダ代表監督のファンマルウェイク氏、前ポルトガル代表監督のベント氏らが候補。交渉が難航した場合はオリベイラ氏、スコラリ氏らJリーグ経験のある南米勢が浮上する。
バヒド・ハリルホジッチ(Vahid Halilhodzic)
1952年10月15日生まれ、62歳。ボスニア・ヘルツェゴビナ(旧ユーゴスラビア)のヤブラニツァ出身。現役時代はFWとしてパリSG(フランス)などで活躍。82年スペインW杯出場。87年に現役引退し、90年に母国クラブの監督に就任。以降リール、レンヌ(ともにフランス)などを指揮。昨年のブラジルW杯ではアルジェリア代表を率い、同国史上初の16強へ導いた。同W杯後はトラブゾンスポル(トルコ)監督に就任したが、11月に退任した。