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アギーレ監督、感謝また感謝!「選手は落ち着いていた」

アジアカップ第8日(16日、日本1-0イラク、ブリスベン)2連覇を目指す日本代表はイラクに1-0で勝利。勝ち点を6に伸ばし、1次リーグD組首位をキープした。スペインリーグの八百長に関与した疑いで告発が受理されたと報じられてから初の試合で、ハビエル・アギーレ監督(56)は選手の力に助けられた。MF遠藤保仁(34)=G大阪=は国際Aマッチ150試合出場の節目を飾り、試合後に胴上げされた。ヨルダンはパレスチナに5-1で大勝し、イラクとともに勝ち点3。パレスチナは2連敗となった。
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ピッチから引き揚げてくる選手と、固い握手を交わした。アギーレ監督の額から流れる汗は、気温30度の暑さだけが理由ではない。崖っぷちに立たされた56歳はワラにもすがる思いだった。
「選手は落ち着いていた。4年前の経験を若手に伝えてほしいと、長谷部やベテランに話した。選手はしっかりチームを引っ張っていた」
平身低頭。選手に頭が上がらない。同監督の八百長関与疑惑で、14日のスペイン各紙が告発の受理を報じた。イラク戦に向けた会見では海外メディアから質問が集中。日本協会の大仁邦弥会長がアジア杯後の同監督の処遇について明言を避けるなど、試合どころではなかった。
まさに正念場。それでも、前回のアジア杯優勝メンバー8人が先発に名を連ねるチームに動揺はなかった。主将のMF長谷部は「ボクらに変化はなく、試合に集中していた。経験ある選手がどっしり構えているので、若手もそういうのを見ている」。シュート14本(イラク5本)、ボール保持率61%。1-0のスコア以上に圧倒した。
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「勝ち点3を取れたことはよかった。次も勝ちを狙っていく」
ピッチ外の騒動を横目に、アギーレ監督は決勝トーナメント進出に王手をかけた。パレスチナ戦で精度が低かったクロスは「質は上がった」と及第点。日本らしいパス回しが随所に見え、「1タッチ、2タッチのプレーが増えて攻撃はリズムは良くなっている」と手応えを口にした。
しかし、いくら白星を重ねても疑惑が晴れることはない。アジア杯連覇のタイトルを手に凱旋(がいせん)しても潔白を証明しなければ、「名将」の称号は手に入らない。 (浅井武)
先発したFW乾 「内容は悪くなかったし、勝てたことが大きい。シンジ(香川)が間で受けてくれて、ワンツーとか狙いも持てた。ヤットさん(遠藤)が入れてくれるパスもやりやすかった」
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★日本の1次リーグ突破条件
ヨルダン戦に勝つか引き分ければ、D組首位での準々決勝進出が決まる。敗れても、イラクがパレスチナと分けるか、負ければ2位で突破。日本が敗れ、イラクが勝った場合はヨルダンを含めた3チームが勝ち点6で並ぶ。その場合は、最初の順位決定条件となる当該チーム間の対戦成績が1勝1敗で同じなため、3チームによる試合の得失点差、総得点の順で順位を決める。日本は得点を挙げての1点差負けなら突破、2点差以上で負けると敗退。0-1で負けた場合は、イラクの勝ち方によって突破か敗退かが決まる。
戦評
好機の数で上回った日本が逃げ切った。前半23分、本田が自ら倒されて得たPKを決めて先制。そのほかにも本田がゴールの枠をはじくシュートを3本も放つなど、相手ゴールを脅かし続けた。守備では自陣で相手にFKを多く与えたが、GK川島を中心に最後まで崩れず、無失点だった。イラクは運動量が少なく、攻撃に鋭さを欠いた。
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