エアバス、軍用輸送機「Ａ４００Ｍ」で5.51億ユーロ費用計上

　

　［ミュンヘン　２７日　ロイター］ – 欧州航空機メーカーのエアバス(AIR.PA: 株価, 企業情報, レポート)が発表した２０１４年通期決算は、支払利息・税金控除前利益（ＥＢＩＴ、一時項目を除く）が５４％増の４０億ユーロとなった。売上高は５％増の６０７億ユーロ。

　軍用輸送機「Ａ４００Ｍ」の計画の遅れに伴い５億５１００万ユーロの一時費用を計上した。

　同社は、広胴機「Ａ３３０」の生産ペースを落とし、販売が好調な単通路型機「Ａ３２０」の生産ペースを上げる方針も表明。

　Ａ３３０の生産は２０１６年第１・四半期から月産６機に縮小。Ａ３２０は２０１７年第１・四半期から月産５０機に引き上げる。