スクデットで長期政権をにらむガルシア「優勝３回は少なすぎる」

　

　　ローマのルディ・ガルシア監督は、昨シーズンから率いるクラブにタイトルをもたらしたいという意欲を語るとともに、ローマで長期政権を築いていきたいとの希望も口にしている。

　　２００１年以来セリエＡでの優勝から遠ざかっているローマ。ガルシア監督が就任した昨シーズンは前年の６位から大きく順位を上げたが、ユベントスの３連覇を阻むことはできず２位に終わった。

　　今季も王者ユーヴェに対する対抗馬の一番手となっているローマの指揮官は、フランス『ＴＦ１』のインタビューで次のように話している。

　　「私はローマにタイトルをもたらしたいと思っている。この規模のクラブにとって、スクデット（通算）３回というのはあまりにも少なすぎるからだ」

　　「ローマがスクデットを獲得できたとすれば、どういうことになるのか想像もつかない。実際に体験してみなければ分からないことだ。我々にこの目標を達成することが可能なのかどうか見てみよう」

　　ローマは新スタジアム建設を計画し、２０１６－１７シーズンからの使用開始を目指している。ガルシア監督はそれまで監督を続けていたいと考えている。

　　「フランス復帰？　いや、すぐにはないだろう。ぜひとも新スタジアムのオープンを迎えたいと思っている。２年半後に完成するので、それまで私には仕事の時間がある」(Goal.com)