ナポリ会長、ユーヴェ戦判定への不満収まらず (1/2ページ) - サッカー - SANSPO.COM（サンスポ）

　

　　ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長が、イタリア審判協会のマルチェッロ・ニッキ会長に反論した。ユベントス戦での判定にナポリが抗議したのは当然だと主張し、映像判定を導入すべきと強調している。

　　ユーヴェが３－１で勝利した１１日の試合で、ナポリは試合後、ユーヴェＤＦマルティン・カセレスの２点目がオフサイドだったと主張。ナポリの２点目になるはずだった得点が取り消されたことも誤審だったとして、怒りをあらわにした。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、「審判の助けもあるならユーヴェは無敵」と非難している。

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　　これに対し、ニッキ会長は１２日、「非常に難しいジャッジ」だったと強調。デ・ラウレンティス会長のコメントについて、「暴力を生みかねない」と批判した。だが、デ・ラウレンティス会長は１３日、クラブの公式ウェブサイトで声明を出し、「ニッキの批判は完全に反対」と反論している。

　　「審判団のボスが大きな過ちを犯した者を守りたがるのは驚かないが、今回の彼の発言はテレビ映像がしっかり明確にしたことに反している。私のツイートはシンプルで本質的な、そしてまったく侮辱的ではないものだった。メディアの多くも同じ見解をしている事実の実際を示しているものだからだ」

　　「私は映画界出身だから、民主主義と表現の自由に対して礼儀を持っている。批判は主役全員のパフォーマンスを改善するために建設的だ。その主役に含まれる審判たちは、絶対に平等でなければならない。

　　デ・ラウレンティス会長は次のように続け、映像判定の導入を呼びかけている。

　　「私が言おうとした個人的な考えは、今のシステムが不適切であり、何年も前から私が呼びかけている映像判定の導入のように、緊急で見直す必要があるということだ。映像判定はほかの多くのプロスポーツですでに使われている」（Goal.com）