ホンダ、インドで四輪・二輪の生産能力拡大に約183億円投資

　

　［東京　２７日　ロイター］ – ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)は２７日、２０１６年中にインドの四輪車、二輪車の各工場の生産能力を拡大すると発表した。投資額は四輪、二輪合わせて計約９６億５０００万ルピー（約１８３億円）。

　同国での需要拡大に対応する。

　四輪車工場（同国北部ラジャスタン州）の年間生産能力を６万台増やし、現在の１２万台から１８万台に引き上げる。投資額は約３８億ルピー（約７２億円）。同国における四輪の年間生産能力は既存工場の１２万台を含めると３０万台になる見込み。能力拡大により約６００人を新たに雇用する。

　一方、二輪車工場（同国南部カルナータカ州）では年間生産能力を６０万台増やし、現在の１８０万台から２４０万台に引き上げる。投資額は約５８億５０００万ルピー（約１１１億円）。同国での二輪の年間生産能力は、１６年上期に稼働予定の新工場の１２０万台を合わせて６４０万台になる見通し。能力拡大で約１９００人を新規雇用する。

　

　

　 (白木真紀)

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