原専務理事、強化担当者会議の冒頭に「今と同じ体制で一緒に」と呼びかけ

　

　　日本サッカー協会は６日、東京都内で臨時の技術委員会を開き、解任したハビエル・アギーレ前代表監督の後任について討議し、候補を外国人指導者の５人程度に絞り込んだ。

　　強化担当者会議の冒頭に日本協会の原専務理事が「今と同じ体制で、同じ方向に向かって一緒にやっていきましょう」と呼びかけた。

　　出席者によると、霜田強化担当技術委員長が「責任を感じている。このまま自分がやっていいのか葛藤もあるが、皆さんに認めてもらえるのであれば」と続投の意思を表明し、反対意見は出なかったという。技術委員も務めるＪ１名古屋の久米ゼネラルマネジャーは「Ｊと協会が一緒にタッグを組んで青い玉になり、まとまりを見せないといけない」と話した。

　　会議ではアジア・カップの映像検証など、大半が代表関連の議題に費やされ、Ｊ３のＵ－２２（２２歳以下）選抜のあり方にも意見交換が行われた。（共同）