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楽しみながら読書に没頭する習慣をつける方法
読書はとても有意義なものですが、義務化してしまうと読む気がなくなってしまいます。読書を習慣にする方法としてお勧めしたいのは、読書体験の質を高めるコツをつかむことです。読書から得た知識を確実に吸収することができれば、より読書を楽しむことができます。今回の記事では、読書を充実させる方法をご紹介します。
書き込みやメモをとりながら読む
読書をしていると、10ページぐらい前のページに何が書いてあったのかを思い出せないことがあります。目は文章を追っているつもりでいても、実は内容が頭に入っていなかったのです。これを防ぐために、余白にメモを書き込むことで、著者の言いたいことをハイライトしましょう。そうすれば、メモしたことやハイライトしたところについて、さらに深く考えをめぐらせたり、後からそこに戻ってくることができます。
本や雑誌に書き込みをすることに抵抗があるなら、まずは鉛筆でやってみてください。文全体に下線を引くのではなく、自分にとって意味のある行の横の余白にちょっと印をつけましょう。何も書き込まなかったときの読書体験と比べてみてください。
本に何かを教えてもらうというよりは、本と対話すると考える方が良いかもしれません。書き込みをするということは、容易にもう1度その本を読み直せるということであり、本から得た情報を覚えておきやすくなります。また、手書きで他の紙にメモを書いたり、一節を書き写したりすると、さらによく覚えられます。自分の次に読む人のために本をきれいに保管しておくことは大切なことですが、もっと大切なのは、あなた自身がその本から実際に学ぶことです。
読書に没頭する感覚を受け入れる
面白くないと思う本を無理に読もうとしないでください。興味が持てないときは、まだその本を読むべきときが来ていないのかもしれません。あるいは、単にその作家が自分と合わないのかもしれません。50ページほど読んでみて、読み進めるのがまだ辛いようなら、時間の無駄なので、その本はもう読むのを止めましょう。
一方で、ページをめくる手がとまらないぐらい没頭してしまったら、その感覚に身を任せましょう。気がついた時には、その本の最終行までたどり着いてしまっているでしょうから。私の場合は、ある本を手に取らなくなって4、5日経ってしまったら、その本への興味はほとんどなくなっています。最後に読んだ章さえ思い出すことができないかもしれません。…