都内初の水素ステーション開設。FCV MIRAIショールーム併設で試乗も可

　

　

　　トヨタ自動車＜7203＞は、燃料電池自動車（FCV）やFCVの燃料である水素についての情報発信施設「TOYOTA MIRAIショールーム」を、4月17日（金）に東京都港区にオープンさせる。

　

　　TOYOTA MIRAIショールームは、将来の水素社会の実現に向けて、FCVや水素を身近なものと感じてもらうのを目的に、岩谷産業＜8088＞が運営する東京都内で初となる「イワタニ水素ステーション芝公園」に併設させた、水素ステーション内併設型のFCVのショールームである。

　

　　正式な営業スタートを前に、4月13日午前、水素ステーションの開所式が行なわれ、安倍晋三首相が式典に出席、テープカットを行なった。首相は式典で「さらに力強く水素革命のアクセルを踏み込んでいく」と挨拶し、燃料電池車の普及に向けて民間企業による水素ステーションの整備を支援する姿勢を示した。政府は2015年度中に全国100カ所の設置を目指している。

　

　　TOYOTA MIRAIショールームでは、「FCV MIRAI」を展示し、映像などを使って車両や水素の特長などを紹介する。また、ここでは毎週金曜日に最大7組（ひと組の試乗時間は約1時間）までのFCV MIRAI試乗が出来る。

　

　　TOYOTA MIRAIショールームの場所は、東京タワー下の東京都港区芝公園4-6-15 イワタニ水素ステーション芝公園内で、１階84平方メートル２階81平方メートル。営業時間は9:00～17:00で定休日は火曜日だ。ただし「イワタニ水素ステーション芝公園」は、土曜、日曜、祝日が休業となる。（編集担当：吉田恒）