８チャンネルに拡充－ＮＯＴＴＶ＝時代劇にサッカー、報道も強化

　

　 スマートフォン向け放送局「ＮＯＴＴＶ」の新サービスを発表する「ｍｍｂｉ」の眞藤務社長＝１８日、東京都内【時事通信社】

　 　スマートフォン向け放送局「ＮＯＴＴＶ」を経営する「ｍｍｂｉ」（本社東京）は１８日、従来の有料２チャンネルに６チャンネルを追加した新たなサービス体系を発表した。時代劇やサッカー、報道などの強化が狙いで、４月１日にスタートする。全８チャンネルを楽しめる「ＮＯＴＴＶパック」は月額６３５円（税抜き、５月１日まではお試し視聴期間）となっている。
　　バラエティーやスポーツ、映画、アニメなどの総合編成２チャンネルを月額４００円で提供している現在のサービスを拡充する内容。眞藤務社長は「（３月２日からの先行販売で）既に６万件の契約をいただいた。手ごたえを感じている」と強調した。
　　また、これまでは若者向け番組が多かったことを踏まえ、眞藤社長は「（時代劇専門チャンネルなどで）裾野を広げた。まだまだ伸びるサービスと思っている」と語った。
　　追加チャンネルは（１）フジテレビＯＮＥスポーツ・バラエティ（２）フジテレビＴＷＯドラマ・アニメ（３）時代劇専門チャンネル（４）ＡＸＮ海外ドラマ（６）アニマックス（６）スカサカ！２４時間サッカー専門チャンネル。
　　既存の総合チャンネルの一つは、フジテレビが編成する「ＮＯＴＴＶ２　ｂｙホウドウキョク２４」に衣替えして報道分野を強化する。発表会見に出席したフジテレビの亀山千広社長は「テレビ局はニュースの宝の山。より親しみやすく、２４時間放送したい」と意気込みを語った。