ＵＡＥ監督、日本の守備攻略に自信「先制点取りたい」

　

　　２２日に会見したＵＡＥのマフディ・アリ監督（４９）は強気だった。１次リーグ３試合で無失点だった日本の守備をどうこじ開けるのかと問われると、自信満々に言い放った。

　　「日本の守備陣はこの３試合で試される機会がなかったが、われわれは違うサッカーをする。先制点を取りたい」

　　アリ監督は２００８年に同国Ｕ－１９代表監督に就任すると、翌年のＵ－２０Ｗ杯で同国初の８強に進出。１２年ロンドン大会で五輪初出場に導き、五輪後にＡ代表の監督に就任した。実績は十分で、日本から点を奪うことは造作もないとでも言いたげだ。

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　　今のチームはそのロンドン世代が中心。特に要注意なのが背番号１０のＭＦ、Ｏ・アブドゥルラフマン。トップ下に君臨するレフティで、イングランドプレミアリーグのマンチェスターＣが興味を持つとされる。

　　この日の最終調整では、公開された冒頭の１５分でアフロヘアを揺らしながら笑顔でボールを蹴るなどリラックスした様子。指揮官は「移籍の話は彼の頭にない。大会に集中している」と代弁した。　（伊藤昇）

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