[注目トピックス 市況・概況]日経平均は反落、下げ幅拡大し18750円水準で推移

　

　*11:13JST 日経平均は反落、下げ幅拡大し18750円水準で推移
　11時10分現在の日経平均株価は18756.74円（前日比70.14円高）で推移している。2日の米国株式市場ではNYダウが最高値更新、ナスダックは約15年ぶりに5000ptを回復した。為替市場ではドル・円が120円台に乗せるなど円安が進んだ流れを受けて、日経平均は買い先行で18900円台からのスタートに。ただ、短期的な過熱警戒感が強まり、買い一巡後は利益確定売りに押されマイナス転換。前場後半に入り下げ幅を拡大する展開となっている。
　
　個別では、トヨタ自<7203>、ソフトバンク<9984>、ＯＬＣ<4661>、三菱ＵＦＪ<8306>、みずほ<8411>などが軟調。主力行への資本支援や第三者割当増資の方針が伝わったシャープ<6753>は7％安。ケネディクス<4321>やＪＦＥ<5411>も下げが目立っている。また、シャープのほかシンフォニア<6507>、巴川紙<3878>などが東証1部下落率上位となっている。一方、村田製<6981>、ＮＴＴドコモ<9437>、ＪＴ<2914>、アステラス薬<4503>、ファナック<6954>などが堅調。アルプス<6770>は3％超の上昇。また、小野薬<4528>、ピジョン<7956>、ベクトル<6058>などが東証1部上昇率上位となっている。
　
　《HK》