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Googleに学ぶ「問題解決」に関する4つのこと
Googleは、「会社とはこうあるべき」とか「企業文化とはこうあるべき」という模範としてしばしば取り上げられます。多くの会社が、社員の仕事への取組みを促進させ、会社に来たくなるような楽しい職場環境を作るために良いアイデアを求めて、この巨大な企業に注目しています。
Googleは「会社で問題解決するときのアプローチ」というさらに重要性の高いテーマにおいても模範例になります。
デジタル戦略とイノベーションの専門家であるGreg Satell氏はこの問題解決カルチャーの具体例をHarvard Business Review誌の記事として紹介しています。2002年に、Googleの共同創業者であるラリー・ペイジ氏は会社のキッチンに入るやいなや、Google AdWordsエンジンから出た検索結果のページのプリントアウトした紙の束を吊るして、その一番上のページに「こんな広告は最悪!」と書いたのでした。
「たいていの会社では、これは傲慢な役員が人前で不運な社員を辱めているかわいそうなシーンとして受け止められるでしょう。でもGoogle社では違います」とSatell氏は書いています。「現に、彼の並はずれた振る舞いは才能あるエンジニア達が必ず難問を解決してくれるはずだという信頼の表れだったのです」
Page氏の戦術は上手く行き、数日のうちにGoogle社のエンジニア達はAdWordsを改良して、広告エンジンを余白のリーダーたる地位へと駆り立てたのです。Satell氏によれば、ここでの鍵はペイジ氏が問題の背景にいる社員でなく問題自体に注目したことです。このやり方に効果がある理由は次の4つです。
1. 人は良い仕事をしたがっているものである
わざわざヘマをしたい社員はいませんから、間違いを犯したからといって社員を怒鳴りつけても何の解決にもなりません。ペイジ氏は広告チームのところに行って怒鳴る代わりに、問題があることを示すだけでした。社員たちが人間的である以上は、その問題を解決するモチベーションを持ってくれることを理解していました。
2. 十分な数の目玉があれば、全てのバグは見つかる
キッチンにプリントアウトした紙を吊るすことで、ペイジ氏は、特定の1つのチームだけでなく会社全体がその問題に取り組むようにしたのです。もしかしたら広告チームに所属していない人に素晴らしいアイデアがあるかもしれません。三人寄れば文殊の知恵です。…