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【タイ】バンコク 村本さん死亡のデモから5年
バンコク 村本さん死亡のデモから5年
タイの首都バンコクで、日本人カメラマンを含む多数の死傷者が出た、反政府デモ隊と治安部隊の衝突から、
10日で5年となり、タイ各地で追悼の祈りがささげられました。
バンコクでは5年前、当時のアピシット政権に抗議していた反政府デモ隊と治安部隊が2か月余りにわたって衝突し、
当時取材していた日本人カメラマンの村本博之さんやデモ隊の参加者など90人が死亡、1900人以上がけがをしました。
治安部隊がデモ隊の強制排除に踏み切ってからちょうど5年となる10日、現場では、
日本大使館から伊澤修臨時代理大使や市民が訪れて花を手向けたほか、バンコク近郊の寺院では衝突によって
亡くなった人の遺族らが手を合わせていました。65歳の男性は、「意見の激しい対立によって悲しいことが起きた。
対立を解消すべきだ」と話していました。
このデモで多数の死傷者を出した責任については、いまだに明らかになっておらず、発生から5年がたった現在も、
デモ隊の強制排除を行った当時のアピシット政権を支持するグループと、デモを主導したグループの間で主張が対立したままとなっています。
当初、デモ隊側のグループは10日に現場近くで追悼の集会を行う計画でしたが、混乱を警戒する暫定政権の求めで中止となり、
対立解消の難しさが浮き彫りとなっています。
また、このデモを取材中に銃で撃たれて死亡した日本人カメラマンの村本さんについては、
5年がたった現在もタイの捜査当局などが調べていますが、誰が撃ったのか特定されていません。
これについて、バンコクの日本大使館の伊澤修臨時代理大使は、「タイ側が行っている調査、捜査なので、
その結果を待っているところだ。月日がたっているので、一刻も早い真相の究明を期待している」と述べました。
NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150410/k10010044151000.html
画像
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150410/K10010044151_1504101828_1504101831_01_03.jpg