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【政策】生活保護受給者への処方 後発医薬品75%以上に
3月9日 4時46分
厚生労働省は医療費の抑制に向けて、生活保護の受給者に処方される医薬品のうち、
価格の安い後発医薬品の割合を75%以上にすることを目指す方針で、目標に達していない自治体には改善計画の策定を求めることにしています。
厚生労働省は医療費の抑制に向けて、特許が切れたあとに販売される価格の安い後発医薬品の普及に取り組んでおり、特に医療費が全額公費で賄われている生活保護の受給者には、原則として後発医薬品を処方することになっています。
こうしたなか、生活保護の受給者に処方される後発医薬品の割合を調べたところ、去年・平成26年は全国平均が61%で、
都道府県別では、最も高い沖縄県が75.7%だったのに対し、最も低い和歌山県では45.6%となるなど、地域によってばらつきがあることが分かりました。
これを受けて厚生労働省は、取り組みを強化する必要があるとして、生活保護の受給者に処方される医薬品のうち、後発医薬品の割合を75%以上にすることを目指す方針で、
目標に達していない自治体には、具体的な対策を盛り込んだ改善計画の策定を求めることにしています。
平成24年度の生活保護費はおよそ3兆6000億円で、このうち医療費はおよそ1兆7000億円と半分近くを占めていて、厚生労働省は、後発医薬品の割合が75%以上になれば、医療費をおよそ130億円抑制できるとしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150309/K10010008581_1503090516_1503090519_01_03.jpg
ソース元に動画あり
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150309/k10010008581000.html