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【珈琲】ホットコーヒーをストローで オーストラリアのコーヒー店「マズバズ」日本上陸 2015/03/30
オーストラリアなどで人気のドライブスルー型コーヒーチェーン「マズバズ(MuzzBuzz)」の日本1号店が2015年3月20日、
イオンレイクタウン(埼玉県越谷市)にオープンした。
日本でのマズバズ展開の独占契約を結んでいるマズバズ・ジャパン(千葉県美浜区)の原拓也社長は、
オーストラリアを旅行中にマズバズに立ち寄り、そのフレンドリーな接客に感動。日本での出店を決意したという。
「自分が感動した本国マズバズのスタッフのフレンドリーさを日本の店舗でも踏襲したい。
『一杯のコーヒーを買うのにこんなに楽しかったことはない』『あの店員さんに会いに行きたい』と行ってもらえる店を目指す」
(原拓也社長)。ただ今回の日本1号店はドライブスルー型店舗ではなく、イオンレイクタウン施設内の店舗。
今後は本格的にドライブスルー展開をしていくという。
日本ではほとんど耳にしたことのないコーヒーチェーンだが、メニューはいったいどんなものなのか。
“現地の味そのまま”をうたう海外チェーン店が多いなか、同店では多くのメニューを日本人の味覚に合わせて調整。
本国のメニューをもとに、国内で独自開発した商品も多く提供する。
日本独自開発メニューの中には、本国のマズバズへの“逆輸出”が決定しているものもある。「ソーセージシズル」は、
長期保存を前提としている一般的なソーセージと違い、作ってすぐに食べる“生ソーセージ”を使用。
保存のための添加物を最低限しか使用していない製法で、子供にも安心して食べさせられるなどの点が評価され、
本国での販売が決定している。
じつはレイノルズCEOは大の日本びいきで、ビジネスで迷ったときに参考にしている本のひとつが宮本武蔵の
「五輪の書」とのこと。日本の武道、特に空手にも造詣が深く、1989年に初めて日本を訪れたのは空手の試合に
出場するためだったという。オープニングセレモニーでは「日本とオーストラリアの文化、食材を融合した店を展開したい。
それぞれのいいところをうまく出していきたい」と語った。
国土が広いオーストラリアでは、国内輸送でも日本とは比較にならないほどの長距離になることが多いという。
そうした事情も、ドライバーの使いやすさに特化したこの店がヒットした理由なのだろう。短距離の運転が多い
日本でこれからメニューがどのように進化していくか、注目したい。
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