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インフロー、ガイガーミュラー管搭載の日本製ガイガーカウンターを発売
インフローは、同社が運営するプリント基板のインターネット通信販売サイト「P板.com」にて、ガイガーミュラー管を搭載した本格的なガイガーカウンター(製品名:放射線カウンター「ピピ(PiPi)」)を2011年12月15日より発売することを発表した。
放射線カウンター「ピピ(PiPi)」の外観
同製品は、放射線を検出するプローブにガイガーミュラー管を採用し、シリコンダイオードを利用した簡易線量計に比べ高感度かつ安定的に測定することが可能。また、β線とγ線の両方を検出することができるため、感度の高いβ線を検出する事で局所的に汚染が濃い場所の探索に用いたり、付属のアルミカバーを着けることでβ線を遮蔽して γ線のみを検出するようにし、簡易的な空間線量計として使うこともできる。
さらに、測定結果は、単なるマイクロシーベルト毎時値だけでなく、カウント数、計数率(cpm)、計数時間(秒)、統計誤差(%)でも表示できるため、相対的な比較を高い信頼度で行う事ができるほか、GPS機能を装備しているため、時刻・位置情報と線量情報の記録が可能で、測定器をパソコンに繋ぐことでパソコンの専用ページでマップとして情報共有を図ることも可能だという。
同社ではアクセルスペースと、このGPSを活用した「放射線情報共有マッププロジェクト」を実施する予定で、同製品に搭載されたGPS機能を活用することで、利用者が各地域で測定した放射線データをインターネット上の「放射線情報共有マップ」にアップロードし、情報データベースとして共有の推進を図っていく計画。同プロジェクトではインフローが製品の開発、製造を行い、インターネット上での情報共有サイトの運用をアクセルスペースが行う役割分担となっている。
このほか、同製品の開発・販売は、インフローで進める震災復興支援活動の一環とし、利益を最小限に抑えた価格設定による販売と、初回生産台数1,000台の内の500台を被災地の必要とされる各所(地方公共団体、学校など公共機関などに限り、個人は受け付けない)へ無償配布することが予定されており、価格は26,250円で、公共機関などへの無償配布は500個の無料配布先が決定するまで募集を受け付ける。
応募条件について同社は「ピピを使用してなるべく広範囲の線量を定期的に計測し、計測結果をプロジェクトサーバにアップロードし一般公開することに同意いただけること」としている。なお、応募方法は、必要な以下の情報を明記した上で、応募専用メールアドレス宛に送ることで完了となる(以下、原文をそのまま引用)。
応募機関名(正式名称)代表者氏名申込担当者氏名郵便番号、住所電話番号担当者のメールアドレス複数台必要な場合は、その理由と必要な台数(広く配布するため、必ずしもご希望に沿えるとは限りませんので予めご了承ください)応募者が公共機関ではない場合には、以下のA、Bいずれかの資料を添付してください。
A. 本プロジェクト参加に対する公共機関からの推薦状、またはそれに相当するもの
B. これまでの被災地域に対する支援実績と、本製品を利用した今後の支援計画
ピピの概要