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キラキラ少女漫画の生まれる現場 「なかよし」「りぼん」編集部に行ってきた
小学生のころ、毎月楽しみに読んでいた少女漫画雑誌。裏側はどんな風にできてるの? 編集者ってどんな仕事? 漫画家のみなさんのお仕事のサイクルは? ――ワコムのペンタブレットユーザー向け企画「なかよし」「りぼん」編集部ツアーに潜入してきました。
●おじゃまします、「なかよし」編集部
というわけで、やってきました、講談社「なかよし」編集部。「セーラームーン」「カードキャプターさくら」など、自分が読んでいた作品のグッズや付録が並ぶ編集部にいきなりドキドキします。
まずは編集部のお仕事紹介ということで「スタジオ棟」へ。サイズや用途もさまざまなスタジオが並び、「ViVi」などファッション誌も含め、雑誌や書籍の写真の多くはここで撮られているそうです。
取材した日は「なかよし」巻頭カラーページの撮影日でした。連載作品だけでなく、カラーページの企画進行をするのも編集部の役目なんですね。衣装も小道具もかわいいものばかり……何気なく見ているページもこうやって細かく作られていることが改めて分かります。
続いて隣の部屋は何やら趣が違う様子。いくつかパターンの違うキッチンがある、料理撮影用のスタジオでした。パティシエを目指す女子高生が主人公の作品「伯爵さまは甘い夜がお好き」のカラー口絵用のスイーツを作っているのは担当編集さんです。へ、編集者はお菓子も作れなくてはいけないんですね……?
講談社の発行書籍が集められた「資料閲覧室」は、図書館のような立派なたたずまいです。普段見ることの少ない大型本が並んでいるのが圧巻でした。
●少女漫画の魅力は「男の子のかっこよさ」 鳥海ペドロ先生
今回の編集部ツアー、ペンタブレットユーザーを対象にしているということで、メインイベントはプロの漫画家によるデジタル作画レクチャーです。連載作品「百鬼恋乱」が5月号で最終回を迎えた鳥海ペドロ先生に来ていただきました。あのきれいな絵がこの指先から……!
鳥海先生がデジタルで描き始めたのは中3~高1のころ。現在、カラーイラストはラフから下絵までアナログで塗りはデジタル、漫画原稿はメインはアナログ、トーンや仕上げ部分で少しずつデジタルを試している過程だそうです。小中学生の参加者を前に、ペンタブ初心者にも役立つような上達の方法、おすすめのソフトなど具体的に細かく話していました。
続いて、より実践的なプロの技を聞くことに。これまでのコミックスの表紙を並べ、それぞれの塗り方や構図の決め方の思考回路、描き方の変化を解説。…