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通電で稲妻が走るプラズマ管つきOCメモリ Raiden Series 発売。ロゴは『雷電』そのまま
台湾の新興PC用メモリメーカー、AVEXIR(アヴェクシール)が、PC自作派・ヘビーゲーマーに向けた超高級・高速DDR3 DIMM『Raiden Series』を発売しました。
特徴はディスプレイ用に青く光るプラズマ管を搭載すること。外観にこだわった自作PCの世界に縁の遠い方は驚かれるでしょうが、記載ミスではなく上写真の青い管は本当にプラズマ管です。シリーズ名の由来はズバリこのディスプレイ。PCが通電中はこの管の中に稲妻のような光が迸るという、なんとも楽しく派手な仕様です。
最大の特徴であるプラズマ管は『Raiden Tube』と名付けられており、メモリスロットの接点と反対側、つまりPCケースの蓋を開けた(あるいはアクリル製パネルなどで見た)際に目に入りやすい位置。
高速メモリではオーバークロック(OC:CPUやメモリを定格仕様以上の速度で動作させること)環境などで使われることが多くなりますが、OC環境は定格に比べて電気的条件がデリケートとなるため、本来は余計な回路がない方が安定性は増します。
対してRaiden SeriesはTubeがメモリ動作へ与える影響を最小限に抑えるため、Tube用制御用のICや、メモリチップ側と独立した電源部を搭載します。また外部からの電源供給は必要とせず、メモリスロット側の電源のみで動作するのもポイントです。
このあたりは高度な技術が導入されているらしく、同社は独自に開発した特許技術の導入である、とアピールしています。さらに公式サイトにある回路解説では詳細記述こそないものの『Upgradeable』や『Type I』という記述もあるため、将来的にバリエーションが登場して交換が可能になる予定がありそうです。
ラインアップは計14種類。動作クロック(2400MHz、2133MHz、1866MHz、1600MHzの4種)と容量(1枚4GBか8GB)×セット枚数(2枚組と4枚組)によるバリエーションです。
レイテンシ(データ出力の遅延)と動作電圧の一例は、1866MHz版が9-10-9-28で1.5V。2400MHz版が10-12-12-31で1.65Vとなり、いわゆるオーバークロックメモリに入る仕様。これはメモリチップ側の定格動作よりも高速な動作クロックやレイテンシ、動作電圧などをメモリメーカー側が保証するというタイプの製品。一般的なメモリと比べて高価になりますが、ヘビーな自作PC派や速度を求めるゲーマーなどに支持されています。…