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MathWorks、Stateflowの新バージョンを発表
MathWorksは、制御ロジックの設計を簡素化することを目的とした「Stateflow」の新バージョン「R2012b」を発表した。
同バージョンでは新たなStateflowエディターによって同じウィンドウ内のタブからSimulinkモデルやStateflowダイアグラムにアクセスできるようになったほか、スマートガイド、トランジションインジケーターライン、余白のドラッグ、タイムリーなエラー通知によってダイアグラムの編集を支援することが可能となった。
また、自動入力機能、構文修正機能、診断チェック機能を備えた、シンプルに構造化されたインタフェースを使用してステートマシンを作成および編集する状態遷移表が追加されたほか、アクション言語としてMATLABを使用することにより、MATLABユーザーによるステートマシンとフローチャートの作成が容易に行えるようになったという。
さらに統合されたデバッガによってロジックをステップごとに実行し、設計上の問題を特定することができるようになったとのことで、これらを活用することで、監視制御やタスクのスケジューリング、障害管理などのアプリケーションを従来以上に効率的に作成できるようになるという。
なお、「Stateflowversion R2012b」はすでに入手可能となっており、販売価格は42万5,000円からとなっている。
新しいStateflowエディターは、SimulinkモデルやStateflowモデルをタブで開き、編集を支援するほか、ロジックを簡単にステップごとに実行する統合されたデバッガーを提供している
状態遷移表のインタフェースには、複雑なロジックを簡単に作成できるように、自動入力機能と静的診断機能が装備されている