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NS、広帯域無線システムの性能を向上させるDVGA2製品を発表
National Semiconductor(NS)は8月11日、基地局無線などの広帯域無線システムの性能を向上させる、クワッド・デジタル可変ゲイン・アンプ(DVGA)「LMH6522」とデュアルDVGA「LMH6521」の2製品を発表した。
両製品は、広い周波数帯にわたって直線性性能を提供できる点が特徴で、マルチチャネル広帯域無線システムに適したソリューションとなっている。主要用途は、マルチキャリアGSM、TD-SCDMA、W-CDMA、LTE無線基地局で使用される中間周波数(IF)サンプリング・レシーバ、I/Qデジタル・プリディストーション(DPD)シグナルパス、そして広帯域幅のダイレクト・コンバージョン無線などだ。
また、両製品は多彩な負荷インピーダンスの駆動のために最適化されており、低Z出力駆動によるより優れた信号忠実度を実現し、低インピーダンス・フィルタの駆動時に必要な追加的なパワー・ゲインを提供する。
LM6522の特徴は以下の通り。
200MHzの入力周波数時に49dBmのOIP331dBのゲイン範囲にわたって1dB刻みのゲイン段最大ゲイン時に8.5dBのノイズ・フィギュア54ピンのLLPパッケージで提供1000個一括購入時の価格:9.85ドル
一方のLM6521の特徴は以下の通り。
200MHzの入力周波数時に48.5dBmのOIP3±0.04dBのチャネル・ゲイン整合と±0.45度のチャネル位相整合31.5dBのゲイン範囲にわたって0.5dB刻みのゲイン段最大ゲイン時に7.3dBのノイズ・フィギュア32ピンのLLPパッケージで提供1000個一括購入時の価格:6.15ドル
クワッドDVGAのLM6522と、デュアルDVGAのLM6521。表は、両製品と性能的に近い他社製品の入力周波数とOIP3の関係の性能比較表。LM6522とLM6521は、入力周波数が変化してもOIP3はあまり変わらない