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ZMP、CAN情報と運転者/乗員の動作を同時計測可能な製品を発表
ゼットエムピー(ZMP)は8月8日、CANの情報と運転者/乗員の動作を同時計測可能な「Car & Driver MonitoringPackage」の受注を同日より開始したことを発表した。出荷は9月からを予定している。
今回の製品は、自動車開発において、クルマの各種情報と運転者/乗員の動作・操作を同時に把握したいというニーズが高まっていることから開発された。これまで開発された同社製品が1パッケージになっている形だ。
内容は、2チャネルCANデュアルBluetoothトランシーバ「OBDII/CAN-B」、全身モーションキャプチャシステム「BodyMotion」、自動車の位置・挙動・環境を同時計測可能なセンサパッケージ「Position&Motion」、CAN対応小型軽量高精度2軸傾斜センサ「e-nuvo Inclinometer-Z」および、データベース導入設定サービスという構成となっており、車載CAN情報、外付けCAN情報、運転者/乗員の動作の同時計測が可能だ(画像1)。
画像1。Car & Driver MonitoringPackageのシステム構成
画像2。取得データの例
詳しくは、以下の通りだ。
車載CAN情報:車速、ブレーキ、ハンドル切れ角、アクセルペダル、シフトレバー位置、バッテリ情報など(取得可能情報は車種によって異なる)車両挙動情報:傾斜、加速度、ジャイロ、地磁気位置情報:GPS環境情報:気圧、温度、湿度ドライバ情報(画像2・3):3次元動作、頭部電位(オプション)、心電(オプション)DB導入設定がセットですぐに使え、遠隔地での実験をサポート
画像3(左)はドライバの運転時の計測の様子で、画像4は取得したデータから作成したCGによるドライビングの再生
クルマの乗り心地や機器の操作などのフィーリング評価や、予防安全技術の開発に活用できる内容となっている。
価格は367万5000円だ。