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大東駿介、『先輩ROCK YOU』最終回に「お別れは泣けてくるけど、楽しすぎた番組」
トークバラエティ番組『先輩ROCK YOU』が最終回を迎えるにあたり、大東駿介がInstagramに加藤浩次、木南晴夏と3人で並んだショットを公開した。ファンから「5年間お疲れ様でした」、「毎週楽しみに見てました! 一週間の楽しみがなくなって悲しいです」などのコメントが寄せられている。
3月28日に放送された『心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU』(日テレ系)の最終回では加藤浩次、大東駿介、木南晴夏のトークをはさみながら、過去5年間の放送の中からいくつかの名場面をピックアップした。
2010年4月3日にスタートした当初は、坂東巳之助や松坂桃李、大野拓朗、JOY、尾上松也、中村壱太郎などが入れ替わりで出演してレギュラー陣が賑やかな番組だった。2012年4月に木南晴夏が加わり、加藤、大東と3人体制となりずいぶん様変わりする。
最終回では、大東駿介が「最初はテレビの前で“偽って”いた」と優等生キャラを演じていたことをカミングアウト。加藤浩次から「(ゲストは)みんなさらけ出して人生を語ってくれているのに失礼だ。バリアを張ってよく見せようとするのはずるいよ」と指摘されて目覚めたという。
「私が入った時には“悩みキャラ”だった」と“ポンコツ大東”しか知らない木南晴夏は、はじめはギャラを聞くキャラでゲストたちを驚かせていた。そんな彼女が最も輝いたのはやはり、つんく♂と前山田健一がゲスト出演した時ではないだろうか。松浦亜弥が歌った『桃色片想い』を2人がそれぞれアレンジして木南晴夏をプロデュース。彼女がアイドルに生まれ変わった。
実は彼女、2002年にリカちゃん生誕35周年を記念して、同じホリプロ所属の酒井彩名、あびる優とアイドルユニット・Liccaを結成。シングルCDやアルバムも出した経験がある。つんく♂も「こんな逸材が眠っていたなんて、あと10年早かったらね~」と惜しがったほど見事なパフォーマンスを披露したのだ。
大東駿介が俳優の大先輩、佐藤浩市に「監督に『俺っていう人間を印象づけてやろう!』みたいな」ことはないかと思い切った質問をぶつける場面も映された。佐藤が「それはない」と答えると、「ないんすか?」「僕はちょっと意識します」と明かして和ませる。大東の姿勢に触発された佐藤は「ムダに過ごす時間はあっても、ムダになる経験ってないんだよ…」と熱弁して「今日、なんか暑いな、おい!」と照れてしまう。
加藤浩次はそうしたこれまでのゲストたちを振り返って、「自分の言葉を作っていかなけりゃダメ」だと気づいたと言い出す。…