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小倉智昭&菊川怜 “不仲説”が飛ぶから面白い「とくダネ!」
【連載コラム 桧山珠美の「あれもこれも言わせて」】
朝のワイドショーのなれ合いの雰囲気がどうも苦手だ。
視聴率で快走中ながら最近、ネタ枯れ感のあるNHK「あさイチ」。しっかり者の姉、有働由美子、気のいい弟の井ノ原快彦、優しい父の柳沢秀夫解説委員のトライアングルは鉄壁で、仲良しファミリーがすっかりでき上がっている。
山口もえや杉浦太陽など固定化したコメンテーターは週に1度遊びに来るイトコといった感じでリラックスしまくり。緊張感なしだ。
テレビ朝日系「モーニングバード!」は事務所が同じ、思想が同じで、いろんなしがらみ&大人の事情が見え隠れ。それだけに、結束力はナンバーワン。MC羽鳥とコメンテーターのやりとりは常連客しかいないスナックのマスターと客みたい。
3月でテリー伊藤が降板する日本テレビ系「スッキリ!!」、早くも店じまいするTBS系「いっぷく!」は今回はスルーするとして、残るはフジテレビ系「とくダネ!」。
一見、こちらもぶっきらぼうな父、小倉智昭、その父になにかと反抗的な娘の菊川怜、それを温かく見守る姉、梅津弥英子アナ、いつまでも父を超えられない兄、笠井信輔アナといった疑似ファミリーとして捉えることもできる。しかし、この番組、決して仲良しファミリーには見えないところがミソだ。小倉と菊川の不仲説が定期的に飛び出すほどだから。
19日の放送でも、菊川が番組を途中退席。原因は急性胃腸炎だそうだが、「小倉のイジメのせい!?」とすぐに盛り上がってしまう。まるで小倉が恐怖政治を敷いているような印象だが、番組を見ていると実はそうではないことがわかる。
ほかの番組は仲良しごっこをやっているだけで本当に自分の意見を言えてるか怪しいが、「とくダネ」は小倉のイエスマンはおらず、好き勝手なことを自由に発言しているように見える。いくら気分が悪いからといって、番組を途中で退席する司会者はそうはいない。それをやらせているのも自由度の高い証拠? と思えてしまう。
一時は視聴率も下がり気味だったが、ここにきて盛り返しているんだとか。だとすれば、疑似ファミリーの仲良しごっこがウザいと思っている視聴者が案外、多いのではないのか。
菊川は1月にも番組を途中退席していて、今回が2度目。それで視聴率アップは皮肉だが、怜ちゃんが自由に振る舞ってこその「とくダネ」。アンチなれ合いのシンボリックな存在として、胃腸薬を飲みながらでも頑張って欲しい。
(コラムニスト桧山珠美)散々テレビに出まくって、イジられているタレントだから、サプライズといえるか疑問だが、今年の日本テレビ系「24時間テレビ」のマラソンランナーが坂上忍(47)に決まりそうだという。
過去3年のランナーは佐々木健介&北斗晶、大島美幸、城島茂、果たして、「今年はどんな大物が」と期待されていたわけだが……。この起用の事情はこうだ。
「候補には『ダメよ~ダメダメ』の日本エレキテル連合、ピン芸人のあばれる君の名前も挙がっていましたが、最近の活躍や知名度で群を抜いている人、話題の人ということで坂上に絞られた。実は忙しいから断ったという情報もありますが、彼は基本的に来るもの拒まずの人。オファーがあれば受ける。日テレとしては毒舌男がどんな弱音を吐くか、興味深い展開になることを期待しているようです」(テレビ関係者)
坂上は現在、レギュラーが3本、準レギュラーも多く、合わせると10本を超える番組を持つ売れっ子。春から昼の帯番組「バイキング」(フジテレビ系)のMCを月~金で担当するなど、ますます多忙になる。いったい練習する時間があるのか疑問だが。
「坂上は子役を卒業してからは仕事が減って、苦しい時代を経験。あの時代に戻りたくないし、稼げるうちは何でもやるという考え。24時間ランナーをやると、日テレが1年間は仕事を“保証”してくれることもわかっているから、断る理由がない。問題は大好きな酒とギャンブルをどうセーブして練習する時間を確保するかです」(先のテレビ関係者)
放送は例年通り8月の予定。発表は3月の半ば以降か。ランナー・坂上の誕生となりますか。