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清原和博、テレビ復帰に「茶番」「悲劇を演出」と批判殺到 ダークイメージ返上に必死
元プロ野球選手の清原和博が、4月3日に放送された『中居正広の金曜日のスマたちへ』(TBS系)に登場し、実に1年ぶりのテレビ出演を果たした。昨年、薬物使用疑惑が伝えられた清原は9月に離婚、最近は仕事を求めて知人に電話をかけまくり、断られて逆ギレを繰り返しているといわれるなど、悲惨な現状が話題になっていた。
それだけに、久々のテレビ出演でいったい何を語るのかが注目されていたが、その内容について業界関係者が語る。
「今さらのように、生い立ちからPL学園高校での桑田真澄との出会い、さらに意中の読売ジャイアンツから指名されなかったドラフト会議をめぐる騒動などを紹介する演出には違和感がありました。インターネット上では『なんだ、この茶番』『前ふり長すぎ』という声が出ているように、実際に清原がスタジオに登場したのは番組の後半でした。それまでは再現VTRと過去の映像、さらに著書『男道』(幻冬舎)からの引用が多く、まるで過去の栄光にすがっているように見えました。『金スマ』と幻冬舎といえば、昨年11月には百田尚樹が故・やしきたかじんの闘病生活と妻・さくらの愛情を描いた『殉愛』の発売当日に特集を放送して反響を呼びました。今回も、そういった“キャンペーン”の一環なのではないかと勘ぐってしまいます」
スタジオに登場するや否や、清原は「今日、緊張してね」と、持ってくる荷物を間違えたことを明かした。MCを務めるSMAP・中居正広から「1年、何してました?」と問いかけられると「何もかもやる気をなくしてしまった」と精神的に落ち込んでいたことを告白し、「清原和博自体を自分自身で否定してしまう」「これだけ悪く書かれるんだったら、いっそ死んでしまえと」思うほど、追い詰められたことを明かした。
離婚によって「息子と離れ離れになったのが一番きつかった」という清原は、騒動の渦中は人目を避け、家からも出ない生活を送っていたという。「あれほど、コンビニのおにぎり食ったの初めてですね」と笑い、マスコミに見つからないように朝の6時半に買い物に出たこともあるという清原。この1年、テレビの仕事がなかったことについて、ベッキーから「断ってたんじゃなくて?」と聞かれると「いやいや、ゼロです」と、オファーすらなかったことを明かした。
人との接触を避け、仕事も激減した清原は「俺、殺人でもしたのかな」「逮捕も何もされてないですし……」という心境になったと語り、実家の父から自身の「死亡説」を聞かされたこともあったという。…