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黒板アートのメイキング映像を公開!宮部みゆき最新作『過ぎ去りし王国の城』の装画を担当した話題の女子高生
2015年4月24日(金)に直木賞作家・宮部みゆきの最新単行本『過ぎ去りし王国の城』(KADOKAWA)が発売される。それに伴いイメージビデオが解禁となった。作品のカバーイラストは、ハンドルネーム”れなれな”という女子高生が描いたもの。2015年1月に休日の学校にて「アナと雪の女王」のビジュアルを黒板に描いた写真をTwitter上にアップし、5万リツイートもの反響を呼んだ女子高生だ。イメージビデオの内容は、彼女が黒板にイラストを描く模様を取り入れた、一種のメイキング映像と思える仕上がりとなっている。宮部みゆき氏最新作のイメージを垣間見ることができるこの映像を是非一度体感してほしい!
イメージビデオはこちら
『過ぎ去りし王国の城』は、現代の闇と光をあぶり出し、今を生きるすべての人にあたたかなエールを贈る、人の“居場所”を探す物語。宮部みゆき氏よりコメントも寄せられた。
「冬の公園を歩いていて思いついたお話です。ラストで春が来ます。」宮部みゆき
■『過ぎ去りし王国の城』ストーリー
居場所なんか、どこにもなかった――
気まぐれな悪意と暴力、蔑みと無関心が、いたいけな魂を凍りつかせる。ネグレクト、スクールカースト、孤独や失意……ふるえる心が共振するとき、かつて誰も見たことのない世界が立ち現れる――。
早々に進学先も決まった中学三年の二月、ひょんなことから中世ヨーロッパの古城のデッサンを拾った尾垣真。やがて絵の中にアバター(分身)を描きこむことで、自分もその世界に入りこめることを突き止める。友だちの少ない真は、 同じくハブられ女子で美術部員の珠美にアバターを依頼、ともに冒険するうち、探索仲間のパクさんと出会い、塔の中にひとりの少女が閉じ込められていることを発見する。それが十年前のとある失踪事件に関連していることを知った三人は……。
■『過ぎ去りし王国の城』
著:宮部みゆき
装幀:松 昭教(bookwall)
発行:株式会社KADOKAWA
編集:角川書店
体裁:四六版上製
定価:1,600円(税別)
⇒『過ぎ去りし王国の城』オフィシャルサイト
■宮部みゆき(みやべ・みゆき)
1960年東京生まれ。東京都立墨田川高校卒業。法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。92年『龍は眠る』で日本推理作家協会賞長編部門『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、93年『火車』で山本周五郎賞、97年『蒲生邸事件』で日本SF大賞、99年『理由』で直木賞、2001年『模倣犯』で毎日出版文化賞特別賞を受賞。02年司馬遼太郎賞と芸術選奨文部科学大臣賞文学部門、07年『名もなき毒』で吉川英治文学賞、08年英訳版『BRAVE STORY』でThe Batchelder Awardを受賞。近著に『あんじゅう 三島屋変調百物語事続』『宮部みゆきの江戸怪談散歩』『ソロモンの偽証』『荒神』『悲嘆の門』など。
■れなれな
幼稚園から絵を描くことが大好きで高校で美術部に所属していた女子高生。趣味は油絵・水彩・シャーペンイラスト・黒板・女の子と猫とジブリと邦ROCKとベースと任天堂。