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復職後もおっぱいコントロールで「ラク」に子育て
- これがあれば保育園の送迎での授乳ができる(モーハウス提供)
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産休・育休を経て、4月から職場復帰という方もいらっしゃるかと思います。
保育園までに断乳・卒乳しなくちゃ…と焦っているママもいるでしょうか。だとしたら、その断乳、ちょっと待った! 本当は復職後も、母乳は大きなメリットあり、ってご存じでしょうか?
実はこれ、助産師や専門家の間ではよく知られているにもかかわらず、ママたちにはあまり知られていないことなんです。
今回は、復職するママたちが“ラク”に子育てするための、おっぱいの話をしたいと思います。
復職前に卒乳が「当たり前」…とは限らない!
保育園から「卒乳させてきてください」「哺乳瓶に慣らしてきてください」と言われ、復職までになにがなんでもおっぱいを終わりにしないと…とプレッシャーに感じているママもいらっしゃるかもしれません。
でも本当に「保育園=卒乳」が当たり前なのでしょうか?
搾乳器で知られるメデラ社(スイスに本社を置く外資系企業)が昨年12月に515名を対象に実施した「出産後の仕事復帰と母乳育児に関する調査」によると、出産後1年6ヵ月未満で仕事復帰した女性のうち、約50%が、復帰後も母乳育児を継続していることがわかったそうです。50%! 思った以上に大きい数字ではないでしょうか?(こちらのデータはメデラ社が出しているリリースに基づいています)
仕事に復帰しても、母乳育児を続ける方法はあります。よく知られるのは、仕事中などに搾乳して保育園に届ける方法。今は母乳を保存するためのバッグもありますし、質の良い搾乳器を使えば、負担も減るでしょう。冷凍母乳の受け入れは、保育所保育指針にも定められています。
しかも実は、母乳を続けることは「たいへん」どころか、ママも赤ちゃんも「ラク」になる秘訣(ひけつ)でもあるんです。
ママは知らない?!専門家にはジョーシキの「変則授乳」
復職ママに朗報なのが、「変則授乳」と呼ばれるスタイル。これは朝晩など、赤ちゃんとママが一緒にいるときだけ母乳を飲ませるというスタイルです。
そんなことできるの…?と思うかもしれませんが、女性の体というのは不思議なもので、しばらくすると自然と赤ちゃんが飲みたい時だけ母乳が出てくるというサイクルができてくるんですね。朝、母乳をあげて保育園に預け、昼間離れている間は母乳も出ず、夕方に保育園で赤ちゃんに再会すると母乳が出てくる、という具合です。
この「変則授乳」、助産師さんや育児の専門家には「常識!」なのですが、一般のママたちには母乳育児の話までで、ここまでの深い情報は驚くほど知られていないんです。
卒乳を急ぐと、せっかくの“切り札”を手放す?!
母乳育児というと「たいへん」と思われがちですが、実は苦労が多いのは最初の頃に集中しています。確かに最初は、出が悪かったり、逆に胸がパンパンに張ってしまったり、ということもありますが、数ヵ月すると、“赤ちゃんに吸われたときに反応する状態”に落ち着いてきます。つまり、「変則授乳」ができる状態になるんですね。
そもそも、母乳は胸にずっとストックされているものではなく、赤ちゃんが飲むなどの刺激で、その時その時で作られるもの。ですから、まさにここからが、母乳育児の醍醐(だいご)味を活(い)かせる時期なのです。
でも、胸が張らなくなった時点で、もう母乳が出なくなったと思ってあきらめてしまう方も、これまた多く、私からすると、「やっとコントロールできるママの“切り札“が確立して、ここからが楽しみどころなのに、手放しちゃうなんてもったいないなぁ~」と思ってしまいます。
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