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[遠藤憲一]ヤクザ役は一番大変 「顔が怖いだけで心は真逆」
連続ドラマ「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」の舞台あいさつに出席した遠藤憲一さん
俳優の遠藤憲一さんが11日、東京都内で行われた新連続ドラマ「ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~」(TBS系)の特別試写会に出席。暴力団の組長を演じる遠藤さんは「テレビでヤクザ役をやるのは久々で、ある人に『今回役作りしなくていいね』って言われたんですが、実はヤクザ役の役作りは一番大変。自分の中にあるものと真逆なので」と意外な悩みを告白。それを聞いた主演の大島優子さんなどから「うそだ」と突っ込まれると、「本当なんだって。顔が怖いだけで心の中は真逆なの。だから精いっぱい演じなきゃいけないんで大変」と必死に訴えていた。
イベント終盤には、ドラマの内容にちなみ、「“足抜け”したいこと」を聞かれ、遠藤さんは「ヤクザ役から足抜けしたい!」と答えるも、「冗談です」と後付けし、会場の笑いを誘っていた。
ドラマは、大島さん演じる警視庁組織犯罪対策部(マル暴)の謎多き女性刑事・永光麦秋(ながみつ・ばくしゅう)が、暴力団離脱希望者のために奮闘する姿を描く。同作で共演3作目という大島さんに対し、遠藤さんは「これが代表作になると思う」とエール。一方、大島さんは遠藤さんについて「敵対していくような役。怖いというか“本物”じゃないですか。登場シーンを見たらみんな鳥肌立ちましたよ。負けないように頑張ります」と演技の迫力を笑いを交えて絶賛し、遠藤さんを苦笑させていた。
舞台あいさつには、遠藤さん、大島さんのほか、北村一輝さん、勝地涼さん、本田翼さん、田中哲司さん、山口紗弥加さんが役衣装で登場した。ドラマは16日から毎週木曜午後9時放送。初回は同8時57分スタートの18分拡大版。
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