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【武豊】お馴染みの血統でトライアルへ!
人生に役立つ勝負師の作法 武豊
お馴染みの血統でトライアルへ!
競馬ファン以外の人も注目するレースといえば、1度勝ったら2度、2度勝ったら3度……と、何度でも勝ちたいと思う「日本ダービー」。そしてもうひとつ、会う人ごとに、「今年はどう?」と聞かれる「有馬記念」です。
次がGⅠレースで、ここは広い意味での競馬ファンが注目するカテゴリー。GⅡ、GⅢは、毎週末が待ち遠しいというファンの人が中心で、オープンになると、かなり気合の入った人にも愉しんでいただける番組が組まれています。
今週3月21日、阪神競馬場で行われるオープン特別「若葉S」(芝2000メートル)もそのひとつです。
「オープン特別かぁ」
そんな声が聴こえてきそうですが、実はこのレース、三冠クラシック第1弾「皐月賞」の関西圏で行われる唯一のトライアルレースということもあり、優勝馬を見ると、みなさんもよく知っている馬がずらりと並んでいます。
85年 シリウスシンボリ
91年 トウカイテイオー
93年 ビワハヤヒデ
95年 ジェニュイン
ここまでは、中山開催の優勝馬ですが、00年、阪神に替わってからも、
03年 アドマイヤグルーヴ
04年 ハーツクライ
07年 ヴィクトリー
10年 ペルーサ
12年 ワールドエース
と、わくわくするような馬たちが、名前を連ねているのです。
僕は、過去に4度このレースで優勝していますが、初めて勝ったのは、クロフネとのコンビで、「NHKマイルC」と「ジャパンCダート」の二冠に輝いた01年。パートナーは、父サンデーサイレンス母ダイイチリカー伊藤雄二先生が管理するダイイチダンヒルでした。
3世代に渡り誇る熟知した血統です
デビュー戦で彼の手綱を取ったのは四位洋文騎手。その後、アンカツさん(安藤勝己騎手)、今年JRA の騎手となったミルコ・デムーロ、ヨシトミさん(柴田善臣騎手)、マサヨシ(蛯名正義騎手)、河内さん(河内洋騎手)、吉田稔騎手と続き、最後はケンイチ(池添謙一騎手)が跨るという豪華な顔ぶれです。
道中は最後方に待機。上がり34秒3の強烈な末脚で真っ先にゴール板を駆け抜けた瞬間は、今もはっきりと覚えています。彼とのコンビは、これが最後になりましたが、3戦して1着1回、2着2回。いい思い出だけが残っています。
今年、このレースで僕のパートナーを務めてくれるのは、
父ディープインパクト
母ポルトフィーノ
僕にとっては、両親はもちろん、おじいちゃん、おばあちゃんまでお馴染みのポルトドートウィユです。…