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<カーリング女子>日本、5勝4敗に 世界選手権
カーリング女子の世界選手権は第5日の18日、札幌市月寒体育館で1次リーグを行った。日本代表の北海道銀行はデンマークに7−4で勝ったが、中国に6−9で敗れ、通算5勝4敗となった。
デンマーク戦は1−1の第3エンドに2点を挙げ、その後はリードを保って快勝した。しかし中国戦は序盤のミスで得点を取りこぼし、6−6で迎えた第8エンドに2点、第9エンドに1点を奪われ、突き放された。
1次リーグ最終日の19日は、世界ランキング10位の日本は同1位のカナダ、同11位のドイツと対戦する。出場12チーム中、上位4チームが変則のプレーオフに進む。
◇小笠原に迷い
午前のデンマーク戦に快勝し、「次も」と臨んだ午後の中国戦。スキップ小笠原の心に芽生えた迷いが、すべてを狂わせた。
ミスで1点を失った直後の第2エンドは最後の一投を残し、ハウス内には日本の石1個のみ。ハウス手前の味方の石と、これから投げる石も含めて「2点は確実。3点を狙った」という小笠原。しかし、その一投は精度を欠き、新たな石は押し込めずに1点にとどまった。
前日までも、ハウス内の狙った場所に石を止めるドローショットが短くなる傾向があったが、「迷いが出た。一投迷うとそこから抜け出せなかった」。第4エンドも入れれば3点のドローショットが短く2点止まり。終盤に中国に突き放されたが、序盤の取りこぼしが響いた。
小笠原のドローショット成功率はわずか21%で、中国のスキップは92%。「こんなに決められなかったらスキップでいる資格がない」と、弱気な言葉も飛び出す。過去3度の五輪をともに戦った盟友の船山は出産を控えて観客席におり、アイスの上で10歳以上年の離れた若手3人を引っ張れるのは自身のみ。「気持ちを立て直さなければ」と言葉を絞り出す36歳の大黒柱の復活が、1次リーグ突破には不可欠だ。【江連能弘】