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アストロズを救った超美技!“サヨナラ満塁弾キャッチ”が大きな話題に
● レンジャーズ 4 - 6 アストロズ ○
<現地時間4月12日 グローブライフ・パーク・イン・アーリントン>
アメリカでひとつのスーパープレイが話題を呼んでいる。
テキサス・レンジャーズの本拠地グローブライフ・パーク・イン・アーリントンで行われたレンジャーズ-アストロズの一戦は、ホームのレンジャーズが終盤に4点差を追いついて延長戦に突入。迎えた延長10回裏、二死ながら満塁と絶好のチャンスを作り、打席には1番のマーティン。
3球目の変化球を上手くすくいあげた打球はライトの後方へ。越えた――誰もがサヨナラを確信した打球は、フェンスをギリギリ越えようというところで飛んできた右翼手のグラブの中に収まった。
これには打ったマーティンとレンジャーズベンチはライトの方向を見たまま呆然。球場に詰めかけたレンジャーズファンも立ち上がっての歓喜から一転、静まり返った。
このプレーの主役は、アストロズの右翼手・スプリンガー。24歳のスター候補は昨年メジャーデビューを果たし、ケガで7月後半以降を棒に振りながらも78試合で20本塁打を記録。295打席で114三振と大味な部分は否めないが、パワーとスピードを兼ね備えた新星として期待を集めている選手である。
スプリンガーは「ボールがフェンスを越えていくことを信じて疑わなかった」というが、決死のジャンプでボールをグラブに収め、そのままグラブを突き上げた。
試合はその後、延長14回にアストロズがコンガーの2ランで勝ち越し。サヨナラ負けから一転、ドラマチックな勝利を挙げた。
スプリンガーのこのプレーは試合を変えたビッグプレーとしてMLB公式サイト『MLB.com』でもトップで紹介され、大きな話題を呼んでいる。