香川、内田が先発、86回目の伝統の”レヴィア・ダービー”はドルトムントに軍配！

　

　【ドルトムント3-0シャルケ ブンデスリーガ 第23節】

　　ドイツ・ブンデスリーガ第23節が現地時間28日に開催され、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはホームでDF内田篤人の所属するシャルケと対戦している。

　　リーグでは86回目となった伝統の”レヴィア・ダービー”。対戦成績は30勝30敗25分と全くの五分で迎えた。チャンピオンズリーグ（CL）ユベントス戦で、ウイルス性胃腸炎のため出番のなかった香川、左足負傷で前節を欠場し2日間練習を休んでいた内田は共に先発となっている。

　　先に決定機を掴んだのはホームのドルトムント。4分に香川のスルーパスからオーバメヤンが抜け出し、GKと1対1。これは、GKヴェレンロイターが好セーブし、先制とはならなかった。

　　しばらく主導権の握り合いが続くが次第にドルトムントがボールをキープ。シャルケは守勢に回る時間が長くなる。

　　20分過ぎからは完全にドルトムントがペースを握り、クロスバー直撃のシュートなど前半だけで10本のシュートを放つ。しかし、得点は奪えずスコアレスで前半を折り返した。

　　後半も流れは変わらず、ドルトムントが攻め続ける。

　　攻められ続けていたシャルケも65分過ぎにセットプレーからチャンス。しかし、ドルトムントディフェンスも集中して得点を許さない。

　　しかし、ドルトムントは主導権を与えず攻め続ける。76分に香川はブワシュチコフスキと交代。

　　その直後の78分。シャルケのクリアボールを拾ったムヒタリアンがオーバメヤンへスルーパス。PA内左を抜け出したオーバメヤンが決めてついにドルトムントが先制。

　　先制されたシャルケだったが、すぐ直後の79分。セカンドボールを拾ったギュンドアンがブワシュチコフスキとワンツーでゴール前へ侵入。シュートは外れたが、ゴール前につめていたムヒタリアンが決めて2点目。

　　ドルトムントはそのまま攻撃の手を緩めない。86分、ドルトムントのエース、ロイスがGKのミスをつき3点目。公式戦5試合連続得点で3点差とし、そのまま3-0で試合は終了。

　　リーグ86回目のレヴィア・ダービーはドルトムントの勝利で31勝30敗25分と通算成績を勝ち越した。

　【グラナダ1-3バルセロナ リーガ第25節】

　　スペイン・リーガエスパニョーラ第25節が行われ、バルセロナはアウェイでグラナダと対戦した。

　　立ち上がりからバルサがボールを支配し、相手ゴール前へ迫る。しかし、細かいパスを繋いで崩すバルサだが、ラストパスはオフサイドにかかってしまう。

　　25分、 バルサが先制に成功する。裏に抜け出したスアレスがシュートを放つもミートせず。それでも最後はラキティッチが押し込み、1-0とした。

　　36分には右クロスからメッシが狙うも枠を外れる。

　　49分、ラキテイッチがGKの前にボールを通すと、走り込んだスアレスが決めて2-0とした。

　　リードを広げたバルサだが、51分、グラナダにPKを献上。これをフラン・リコが決めて1点差に迫った。

　　その後もボールを支配するのはバルサ。70分、ラキテイッチのパスにスアレスが抜け出すと、GKをかわしてラストパス。メッシが無人のゴールに流し込んで3-1とした

　　結局、このままバルサが勝利を収め、勝ち手3を獲得した。