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おしぼりで顔をゴシゴシ…は逆にオイリー肌の原因に
毛穴が開いたり、黒ずんでちょっと気になっている男性も多いのでは? 今回は、男性の毛穴トラブルと自宅でもできる毛穴ケアについて紹介する。
一般的な毛穴トラブルは、主に皮脂や老化角質、加齢などが理由で起こる。特に、男性は女性より皮脂による毛穴トラブルが多いとのこと。
皮脂とは、皮脂腺から分泌される脂肪など含んだ液体。この皮脂と汗が混ざり合った皮脂膜が菌の繁殖を防いだり(保護作用)、肌荒れや乾燥を防いでくれる。肌への刺激などにより皮脂膜が失われると、肌を保護するために大量の皮脂が分泌され、毛穴が大きくなったり詰まったりする原因になる。さらに、紫外線を浴びることで毛穴を詰まらせる角栓が黒く酸化し、さらに毛穴周りの色素沈着も引き起こしてしまう。毛穴トラブルは顔の中で複数のトラブルを抱えていることが多く、毛穴の詰まりは鼻や額「Tゾーン」に多く、黒ずみは紫外線の影響を受けやすい鼻先におこりやすい。
皮脂が原因で起こる毛穴トラブルの種類。最初は脂性毛穴だが詰まり毛穴、黒角栓毛穴と進行し、さらにすり鉢毛穴が現れるようになる。これは皮脂の成分によって不全角化が起こり、毛穴周りが盛り上がりクレーターのように目立つ毛穴トラブルで、男性に多いのはこれらのタイプ
乾燥や加齢(弾力やハリの低下)、角質エラーが原因の場合も。夏場も冷房がいる部屋で過ごす時間が多い人は夏場でも乾燥毛穴が見られる人も
男性は紫外線対策をしていない場合が多く、また髭剃りなどで肌に負担がかかりがち。毛穴専門サロン「ポアレスラボ」の美容教育顧問を務める大橋千鶴子さんによると、「おしぼりやデオドラントシートで顔をゴシゴシ拭く人を見かけますが、皮脂膜を壊してしまい逆に皮脂を過剰に分泌させているので逆効果。皮脂が多く分泌されるオイリー肌に悩む人は気をつけてください」とのこと。また皮脂膜が壊れると免疫力が低下するので、ニキビの原因にもなるという。健康的な素肌を保つためには、適度な皮脂を分泌させることが重要だ。
大橋千鶴子さん
そこで、大橋さんに自宅でもできる毛穴ケアを聞いてみた。大橋さんによると、(1)泡洗顔、(2)保湿-の2つは最低限気をつけてほしいとのこと。「毛穴ケアは美容だけでなく、健康的な素肌を維持するという目的もあります。健康な素肌を保つことで、『清潔感がある=仕事がデキる人』といった印象も与えられたり、酸化した皮脂によるニオイの原因も防げたりと一挙両得です」。
洗顔は泡をしっかり立て、泡で顔を撫でてあげるようなイメージで洗顔する。泡立てずに顔をゴシゴシ洗うと、肌に過度の刺激を与えてしまい逆効果。毛穴の汚れを吸着させるように、泡を壊さず、肌に優しく押し付けていく。ボディソープや体用の石鹸で顔を洗うのは、当然NG。「ボディソープでは余計に皮脂を取りすぎてしまいますから、ちゃんと顔用の洗顔料を使いましょう」。泡はネットやスポンジで簡単に作れるし、ショップに行けば泡洗顔用グッズが売られているので揃えておくとよい。
ポアレスラボでも泡洗顔を推奨している。洗顔フォームに、天然鉱石のマテラ鉱石を微細な粉状にした洗顔補助料を混ぜて使用。泡立ててから放置しておいてもなかなかつぶれない、ずっしりしっかりした泡が特長
夜は湯船につかった後、毛穴が開いた状態で洗顔する。入浴しないなら、水でぬらしたおしぼりを電子レンジで1分間加熱し、顔にのせる。「1分間程度、蒸しタオルを顔にのせて、その後軽く顔に水をつけます。髪を洗うのと同じように少し顔を濡らしてから洗顔料をつけると洗顔料が肌になじみやすくなります」。最後に保湿。この保湿が最も重要といっていいと大橋さん。「洗いっぱなしで保湿をしっかりしないと、皮膚が乾燥し、皮脂の分泌が促進されてしまいます。化粧水=美容目的と思われている男性も多いかもしれませんが、健康的で清潔な素肌を保つには化粧水は重要。まずは試してみてください」。
また、髭剃り後のアフターシェービングも欠かせない。「髭剃りでも肌への負担は大きいので、かならずローションを塗るなどしてちゃんとケアしましょう」。基本的に簡単なことばかりだが、毎日というと面倒だなぁ……と思われる読者も少なくないかも。しかし、清潔で健康的な肌を保てば、皮脂の分泌が抑えられるので脂っぽさも気にならなくなるはず。本当にスッキリしたい男性はおしぼりよりも泡洗顔と化粧水を心がけてみては?