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「おじさま好きの“枯れ専”です」 20代女子のカリスマシンガー・ハナエが語る“ハンサムの条件”って?
ウィスパーボイスと毒気のあるキャラで人の心を鷲掴みにするのが、ガールズポップシンガーのハナエだ。3月4日には2ndアルバム『上京証拠』がリリースされ、念願のラップにも初挑戦。“ガーリーなカルチャー”の象徴とも言える彼女から見た“ハンサムでかっこいい男”って?
――「ハンサムでハンサムで……」と連呼しまくる曲『ハンサム』のインパクトは強烈ですが、ハナエさんから見た“かっこいい男”ってどんな人ですか?
ハナエ:普段からお仕事で年下の人と接することがあんまりないのもあって、年上の男性に惹かれますね。私けっこうおじさまが好きで「枯れ専」なんて言われることもあるくらいで(笑)。年上だったら自分の知らないことを知ってたりとか、20代前半の女の子がなかなか一人じゃ行けないような場所に連れて行ってくれたりとか。アニメとか映画の趣味も「すっごい渋いね」って言われます。
それと、やっぱり仕事に打ち込んでる人はかっこいいですよね。仕事でも趣味でも、何かに打ち込んでいて、そのことに対して悩んでたり葛藤してたりする姿もかっこいいなと思います。
――ハナエさんの周りには、同世代で女性のお友達がたくさんいらっしゃると思うんですけど、年上の男性が好きな人は多いですか?
ハナエ:周りの女の子はけっこう気分の浮き沈みが激しいコが多くて、20代だとまだまだ思春期を引きずってるところが私にもあるんです。でも、それってたぶん年齢とともに落ち着いていくじゃないですか。ちょっとわがままを言っても「そういうこともあるよね」って受け入れてくれて、一歩引いたところから見てくれる大人の安心感は頼もしいなと思います。
――ハナエさんは若い女の子からの支持が圧倒的なイメージがあります。
ハナエ:今まで、男性が応援してくださることをまったく想定してなかったんです。でも実際、30、40代の男性もけっこうライブに来てくれていて。最初、ライブに行っていいのかなって迷っている方もウェルカムだよって言いたいですね。
――『S-T-A-R-S』では初めてのラップに挑戦されていますね。もともとヒップホップは好きだったんですか?
ハナエ:SOUL’d OUTがすごく好きで、デビューから解散まで追った数少ないグループなんです。ボーカルのDiggy-MO’さんのマイクの持ち方やテーマカラーの赤にも影響を受けちゃうくらい好きで。みなさんの想像がつかないことをやりたいなって考えたときに、わたしの声でラップをするのは客観的に見てもそうかなと思って、いつか挑戦してみたいってずっと言ってましたね。
――それがようやく実現したと。最近では、いわゆる“ゆるふわ文化系女子”がラップをすることはブームになっていますよね。
ハナエ:daokoちゃんや泉まくらちゃん、lyrical schoolも好きなんですけど、そこからは一線を引いた存在でいたいなと思っています。自分が影響を受けてきたラップはNasやケンドリック・ラマーみたいなバキバキな感じで、トラック的にはNujabesとかメロウな感じも好きなんです。ゆるふわでポップで明るいラップも好きなんですけど、そことは違うことをやっていきたいですね。
――2014年はモデルの玉城ティナさん、乃木坂46の生駒里奈さんとも共演されていましたね。今年はどんな一年にしたいですか?
ハナエ:去年はライブをたくさんやって、自分の好きなものがより確立されて、それをアウトプットできる下地ができて自信もついた一年でした。わたしは、趣味が女の子観察なくらいかわいい女の子が好きで、ティナちゃんとライブで歌ったり、生駒ちゃんの衣装をスタイリングして一緒に撮影をやったりもしたんです。かわいい女の子に好きな服を着せることが楽しいし、それを見て男性も女性も楽しんでくれるので、そういう仕事もやってみたいですね。
――音楽面では、もしかしたら誰かとフィーチャリングなんかも……?
ハナエ:ティナちゃんと一緒に歌ってすごい楽しかったから、いつかやってみたいですね。
――それでは最後に、アルバム『上京証拠』について聞かせてください。
ハナエ:日曜日にまったりしながら、ふわーっとした気持ちで癒やされる曲も、月曜日の「ダルいな、仕事行きたくないな」なんてときに電車の中で聴いたら元気が出る曲もあるし、勝負の日に『ハンサム』を聴くとテンションが上がるし、フィクションでファンタジーだけど日常に溶け込める作品になっています。
●ハナエ『S-T-A-R-S』 – (http://youtu.be/9_iqp3DWZIM)
●ハナエ 公式サイト http://hanae-web.com/
<取材・文/北村篤裕 撮影/西田周平>