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【世界の機内食】成田空港~UAE・ドバイ国際空港(エミレーツ航空 EK)
世界の機内食をご紹介する『世界の機内食』シリーズ。今回は、成田空港からUAEのドバイ国際空港まで飛行しているエミレーツ航空(EK)のエコノミークラスの機内食を、写真とともにご紹介したい。
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成田空港からドバイ国際空港までは、10時間以上の長旅だ。そのため、機内食は2回出る。私は、夜の22時頃に成田発の便でドバイへ向かったのだが、1回目は軽食。2回目は朝食という形になっていた。10時間以上飛行機に乗ると、どれが軽食で、どれが朝食か、よく分からなくなるのだが……。
・最初の軽食
それはさておき、1回目の機内食は以下の通り。メインは、牛肉の炒めものか、和風チキンカレーから選べる。それ以外のメニューはどちらを選んでも同じで、海草サラダ、ストロベリームース。今回は牛肉の炒めものをチョイスした。
牛肉の炒めものには、オリーブとケッパソースがかかっており、マッシュポテト、ニンジンなどの付け合わせが付く。
「軽食なのに、牛肉の炒めものがメニューにあるなんて豪勢やなあ」と思いつつ、実際に封を開けた時、さらに「おっ!」となった。牛肉がデカいのだ。150gのステーキサイズとまではいかないが、サイコロステーキよりは大きい。
実際に食べてみると……ケッパソースの優しい風味が口の中に広がる。「これを嫌い」という人は恐らくいないだろうという、万人受けする味。また、その食感は「口の中でとろける」ほどではないが、柔らかい。
ほかにも、海草サラダは、ほんのりとわさびの風味が効いており、ストロベリームースは甘過ぎない、ちょうどいい甘さ。まだ1回目だが、この時点で満足だ。
・ホカホカのクロワッサン
2回目の朝食は、フルーツ、チーズ入りスクランブルエッグ、クロワッサンというラインナップ。チーズ入りスクランブルエッグの器には、ハッシュドポテト、チキンソーセージ、チェリートマトも添えられていた。なお記者は洋食メニューを選択したが、鮭の塩焼きをメインとした和風の朝食も選択可能。
そのメニューの中でも、個人的に特にうれしかったのは、クロワッサン。機内食で出るパンと言えば、冷え過ぎてカチカチになっていることが多いが、これはホカホカ!
さらに、フルーツがうまい! エミレーツ空港だけに限らないが、長時間フライト中に食べるフルーツは、家では味わえない特別な味である。
結論として、1回目、2回目ともに、至れり尽くせりという印象。もう一度乗りたいと感じた機内食であった。
区間 成田国際空港(日本)→ ドバイ国際空港(UAE)
会社 エミレーツ航空(EK)
Report:和才雄一郎