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スピース、18アンダーV ウッズに並んだ史上最小タイスコア マスターズ最終日
米男子ゴルフのメジャー第1戦「マスターズ・トーナメント」最終日(12日、米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC=7435ヤード、パー72)
タイガー・ウッズの21歳3カ月に次ぐ21歳8カ月の若さでマスターズを制したスピース。
「きのうはほとんど眠ることができなかった。この勝利は夢だった」
試合後は素直な感想が漏れたが、プレーぶりは冷静そのもので、難しいパットを次々と決めた。忍耐という精神力を武器に大会最多バーディー(28)を奪うなど記録ずくめの完全優勝。同世代の松山にとって、今後、最大の壁として立ちはだかることになるだろう。
平均飛距離293.5ヤードは米ツアー55位と派手さはないものの、手堅いプレースタイルはベテランの域。予選ラウンドを一緒に回ったヘンリク・ステンソン(スウェーデン)は「彼は若い肩に50歳の頭脳を乗せている」と表現。63歳の今季限りでマスターズを卒業したベン・クレンショー(米国)は、“ワイアット・アープ(米西部開拓時代の早撃ち保安官)だ”とつぶやいた。
「拳銃を使うプロの殺し屋。それほど鋭い。私が21歳の時より遙かに大人だ」
スピースは祖父が有名なオーケストラ指揮者で、父親も大学野球で活躍した。本人も幼少期からピアノやスポーツに親しんだが、最も大きな影響を受けたのが14歳の妹、エリーさんだ。
エリーさんは自閉症で、時々、我慢したり、他人の言うことを理解できないことがある。兄妹はとても仲が良く、エリーさんと育った体験を通してスピースは、かんしゃくを起こしたり愚痴を言うことは許されないと知ったのだという。
大学バスケットボールで活躍した母クリスさんは、「エリーと一緒に育ったおかげ。どんなコーチより彼の性格形成に役立っている」と話している。
メジャー大会4勝のアーニー・エルス(南アフリカ)にも自閉症の息子がいることからチャリティーに熱心なことで知られる。エルスはスピースと一緒にプレーした際、「彼は世界一のナイス・キッドだ」と言った。
松山はこの青年を倒せるだろうか。
【最終成績】
-18(1)J・スピース (米国)
-14(2)P・ミケルソン (米国)
(2)J・ローズ (英国)
-12(4)R・マキロイ (英国)
-11(5)松山 英樹
-9(6)P・ケーシー (英国)
(6)I・ポールター (英国)
(6)D・ジョンソン (米国)2015/4/13 16:56 更新