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広島、悲願へ板挟み… マエケンの「評価」&黒田の「限界」
2日のDeNA戦(横浜)に先発した広島・前田健太投手(26)は7回2失点と好投したが、味方打線の援護もわずか1点。エースは開幕戦に続いて今季初白星を逃し、チームも延長12回にサヨナラ負けを喫した。
「勝つために投げている。試合をつくったから評価されるという立場ではない」
1-1の同点で迎えた5回2死無走者で右前打された関根に二盗まで許し、続く石川に左前適時打を浴びた。「うまく攻められたとはいえ、最後に(適時打を)1本打たれてしまうところが自分の弱さ」と反省した。
一昨年オフから米大リーグ志望を公言。昨季はあと一歩のところで23年ぶりのリーグ優勝を逃した上、緒方新監督が誕生したチーム事情をうけて、ポスティングシステムを使ってのメジャー移籍を見送った。
この日もネット裏には、マリナーズのテッド・ハイド環太平洋スカウト部長らの姿があった。今季はメジャーから8年ぶりに復帰した黒田とともに、悲願の優勝を達成した上でオフに堂々と海を渡りたいところだ。
また、現行の海外FA権を使う場合、前田は権利取得を2017年オフまで待たなければならない。が、ある球界関係者は「いずれにせよ、広島は黒田が年齢的にぎりぎりの今季に優勝できなければ、当分は栄冠をつかむチャンスはない。マエケンのメジャー移籍のタイミングを引き延ばしても、いつまでも譲渡金の上限20億円の評価を得られるとはかぎらない。そういった状況から今オフに球団がメジャー移籍を容認する可能性は極めて高い」と分析する。
一方で「今オフに移籍しないケースがあるとすれば、今季中に故障などで大幅に評価を下げる場合だろう」ともいう。
開幕前は優勝候補の本命に挙げる評論家が多かった広島は、6試合を終えて巨人と並び最下位。チームの悲願のため、自身の評価のためにも巻き返したいところだが、焦りは禁物だ。