ヤンキース・田中将 名投手マルチネス批評をサラリ「話題にしてもらい光栄」

　

　ヤンキースの開幕投手を務める田中将大投手（２６）が２日、米殿堂入りの名投手、ペドロ・マルチネス氏（４３）の辛辣な批評を軽くいなしてみせた。

　米メディアは依然として田中の右肘の回復に疑問を投げかけており、１日には元レッドソックスのエースで解説者のマルチネス氏が、ラジオ番組で「田中は１年を通して健康な状態でいることはできないだろう」と発言したことが話題となっていた。

　米メディアによると、この日、マルチネス氏の批評について尋ねられた田中は、「マルチネス氏のような名選手に話題にしてもらって光栄だ。驚いたが誰でもそれぞれの意見を持っていることは理解できる。自分のことは自分で分かるし、調子はいい。彼に会ったら多分握手を求めると思う」と話した。

　米スポーツ専門局のＥＳＰＮは「田中は怒らずに下手に出て、敬意を示しながらユーモアを交えてマルチネス氏の意見を否定した」と報じている。