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恋愛経験なし40男の共通点 今すぐ結婚するための“実践的”具体的方法
今、恋愛ができない男性が多いといわれる。恋愛ができないから結婚もできない。事実、2014年の明治安田生活福祉研究所調査によると、50歳で一度も結婚したことがない男性は2割を超えた。また、11年の国立社会保障・人口問題研究所が行った出生動向基本調査では、未婚男性の6割が「交際中の異性なし」という実態も明らかになっている。
確かに恋愛は難しい。よく恋愛のゴールは結婚だというが、そのプロセスは実に大変だ。好きな女性ができたとして、自分を好きになってもらうために、あれやこれやと手を尽くす。努力の甲斐あって交際がスタートしても、付き合い続けるだけで一苦労だ。交際の末、結婚するかもわからない。こんな面倒くさいことはしたくないと考える男性が多いのも頷ける。
●結婚はゴールではなくスタート
もちろん、生涯独身が悪いわけではない。しかし結婚したいと思っているけれど、恋愛の機会がないと嘆く向きもあるだろう。出会いがないなど、理由を挙げればキリがない。それならば、もう恋愛というプロセスを省いてしまえばいい。結婚はゴールではなくスタートと考えるのだ。
ここ数年来、「婚活」という言葉がはやっている。婚活は恋愛して結婚するのではない。婚活を経て結婚し、妻となった女性と恋愛を楽しむのだ。
おおよそ「出会いがない」と嘆く男性は、恋愛に妙な幻想を持ちすぎている。女性が白馬に乗った王子様を待ち焦がれるように「馬車に乗ったシンデレラ」がいつか現れると夢見ている。40歳をすぎて恋愛ひとつしていない男性を見ていると、そんな印象を受ける。
女性は受身の性だ。男性からのアプローチを待っているところがある。真面目に人生を考え、結婚を前提とした交際を望む男性がいるのならば、多くの独身女性は歓迎するはずなのだ。まず世の男性には、ここをしっかり理解してほしい。
●婚活は就活と同じ。だから数を当たれ
婚活は就活と同じだ。自分をしっかり見つめ直し、自己分析を行う。そして相手に受け入れられるかどうか、それだけなのだ。
長所はアピールし、短所は改める。そして大勢の女性と接すれば、自分の短所を受け入れてくれる女性はきっと現れる。「暗い」性格を「寡黙」、「喋りすぎ」を「話上手」と、良く受け止められることは珍しくない。結婚したいなら数を当たるべきなのだ。これまで恋愛機会に恵まれなかった男性ほど、そこが欠けている。 数を当たる方法がわからないという男性もいるだろう。そのような場合、「溺れる者は藁にもすがる」というように、とにかく頼れるものは何にでも頼る。まず必死で自分をアピールし、「良い人がいたら、ぜひ紹介してほしい」と多くの人に頼み、しっかり種を撒いておくことが重要だ。
その第一歩は女友達や元彼女への連絡だ。学生時代の同級生でも構わない。かつては気心の知れた女性たちと再会してみると、お互いが素敵に見えるかもしれない。そうなると、もう結婚相手の候補の一人だ。
結婚とは生活を共にすることだ。かつて女友達との友情、元彼女との恋愛がうまくいかなかったとしても、結婚相手としては大丈夫かもしれない。アタックしてみる価値はあるのではないだろうか。彼女たちが既婚の場合は、独身女性の紹介を頼もう。
ほかにも職場の上司、母校の同窓会、はては通っているスポーツジムの会員、両親も含めて、とにかく種を撒き続ける。
その際、携帯電話で撮ったものでもいいので、自分の「勝負写真」と、趣味や結婚したらどんな生活を送りたいのかを記した釣書をメールで送るのも悪くない。誰かがなんらかのかたちで、どんな縁を紡いでくれるかわからない。FacebookなどのSNSのプロフに「婚活中」と書いておくのもいいだろう。合コンなどがあると耳にした場合、まめに足を運ぶのもひとつだ。
●まさしく救世主? 結婚相談所のプロのサービス
だが、もっと確実な方法がある。結婚相談所への登録だ。相談所には結婚したい人が集まっている。目的がはっきりしているため、結果も出やすい。
断っておくが、筆者は相談所から何か利益をもらっているわけではない。賛否両論あるのは承知している。筆者が婚活を行って一番よかった方法だと思っただけである。筆者は一昨年相談所に入会して3カ月で結婚することができた。
職場や私生活で行われる合コンでの出会いだと、結婚はまだ先と思っていたり、交際に真剣でなかったり、果ては既婚者が混じっていることもある。相談所を通しての出会いにはそれがない。また身元も確実だ。紹介所に独身証明書を提出し、勤務先や最終学歴や年収なども偽ることはできない。万が一、偽装入会が発覚すれば相談所の責任になる。
つまり、相談所を通した出会いは男女とも結婚したい者だけに限られているのだ。それだけに話は早い。●成婚に向けて覚えておきたい具体策とは?
では相談所を通した婚活で、何が大事になるか。それは、就職活動と同じく「プロフィール」に尽きる。なかでも写真が最も重要だ。
相談所によっては写真撮影もしてくれる。プロはだしの写真だが、これに併せてもう1枚、素人撮影による普段の姿も掲載するといい。笑顔だと女性は結婚後の幸せを思い浮かべやすい。歯を見せて爽やかな笑顔であればなおよしだ。こうすることで、過度の修正による「詐欺写真」と思われないというメリットもある。
服装はフォーマルとカジュアルの2つあったほうがベター。フォーマルなら色白の人は紺色もしくは黒のスーツ。日焼けした人、浅黒い精悍な人はグレー系がお勧めだ。シャツは、いずれも白か水色。ピンクを推す向きもあるが、結婚は女性にとって永久就職という意識もある。就活でピンクは着ないだろう。
カジュアルな服装からは、その人の生活ぶりやセンスまでも伝わってくる。だから、こちらは相談所や洋服店の店員などプロのアドバイスを仰いだほうがいいかもしれない。
自分で、カジュアルなファッションが“イケてない”と自覚する向きは、ファストファッションでいいので「ジャケット、Vネックの白Tシャツ、ブルーもしくは黒のジーンズ、革靴」にすると、誰でもそれなりに格好良く見える。
次に大事なのは、プロフィール文だ。決してウソを書いてはいけない。例えば、喫煙者なのに非喫煙者などと書くのは、もってのほかだ。喫煙者なら「成婚に向けて禁煙治療中」という添え書きもあれば、出会いの確率はもっと増える。
たいていの相談所ではプロフィール文の添削も行ってくれる。プロフィール文の作成では、「自分と結婚したら、こんなメリットがあります」をポイントに書くといいだろう。
自身の結婚観を誰が読んでもすぐにわかる文章で伝える。結婚で癒しを求めているのか。それとも刺激を求めているのかなど、女性が見て具体的な結婚生活のイメージが湧きやすいようにしておくといい。趣味や休日の過ごし方も具体的に書いておこう。
結論として、まずは行動。騙されないように気をつけながら、お見合いを楽しんでほしい。素直さと謙虚さを持って、自分に合った最適な女性を探し出してほしい。相談所は結婚のプロ。皆さんも縁を作ってもらってみてはいかがだろうか。
1990年代後半からの失われた20年を経て、今、日本は活況期といわれている。しかし活況の次は不況が訪れるのが経済の原則だ。夫婦は不況の苦しみを支え合い、活況の喜びは分かち合う。生涯独身では、喜びも苦しみも1人で背負う。はたして年老いてから1人で背負い切れるのだろうか。単に面倒だからと恋愛や結婚を避けるのではなく、そのような問いに向き合うことが重要だ。
(文=志村ひな子/フリーライター)